The remaining time～7～ (ページ34)

今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:18,525 hit

・334 ページ34

お母さんに"強く生きなさい"そう言われた

その言葉が今の座右の銘的な感じになっている気がする

『お母さん…ありがとう！』

母｢何にもしてないわよ？ｗ｣

こうやってお母さんと改めてちゃんと話せたことが何よりも嬉しかった

母｢って私達、もう寝ましょって言っときながらまた長話しちゃったわねｗ｣

『そうだねｗ』

母｢よし！今度こそはちゃんと部屋に戻りましょ｣

『うん！お母さんは部屋どこ？』

母｢鶴の間よ｣

え！嘘！
私達は百合の間

母｢どうしたの？Aは何処なの？｣

『百合の間だよ』

母｢百合の間って…｣

歩きながら部屋の前まで着き部屋の名前の書いてある板を見ると…

『まさか、隣だったとはね…』

母｢まぁ、神様からのお付けかしらねｗ｣

『久しぶりに会って部屋も隣って』

母｢なんか、運命で結ばれてるみたいね｣

いや、親子だから結ばれてるのは前提だよ？

『運命か』

母｢嫌なの？｣

『嫌…じゃない…けど、ほんとにあるんだなぁって』

母｢今更なぁにを仰る｣

『ん？』

母｢運命なんて目の前に転がってるわよ？｣

こりゃダメだ…
ドラマの見すぎだ…

『そうだね…』

母｢絶対馬鹿だって思ってるでしょ｣

『別に…』

母｢まぁ、いいわ
また戻れなくなっちゃうから、
じゃあ、今度こそおやすみね
いい夢見るのよ｣

『おやすみなさい、お母さんもね』

部屋に入って布団の中へ入った

暫くは天井を見つめていたけど
いつの間にか寝てたみたい