The remaining time～7～ (ページ3)

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何も分からないまま亜嵐くんに連れられてきたのは…

亜｢ここだよ｣

『水族館!!!』

中学生以来だ！

久しぶりの水族館に気分も上がり
次は私が亜嵐くんの手を引いていた

中へ入ると外の景色とは一変して
涼しくて海の中に迷い込んだかのような
異世界空間が目の前に広がり

その海の中を悠々と泳ぐ魚達

『わぁー！イワシの群れだよ！
キラキラしてる！綺麗！』

私は幼児と同レベルみたい

亜｢お前楽しそうでよかった｣

『うん！今すっごく楽しい！』

亜｢次どこ見に行きますか？｣

『うーんとね…クラゲ！』

亜｢クラゲは…4Fだな｣

『やった！早く行こ！』

亜｢そんな急がなくてもクラゲは泳いでるよ｣

『そうだね！』

だってね、久しぶりの水族館で…
自分の大好きな人と来たらそりゃー、ねぇ

こうなっちゃうよね？ね？(黙)
[分かるけどデートだよ？ちゃんと考えないと台無しになるよ？by:ニコ]

4Fのクラゲブースへ

『クラゲがいっぱい居る！』

亜｢そりゃ、クラゲブースだからな｣

『なんかクラゲ見てると落ち着くんだよね…
なんでだろ不思議』

亜｢クラゲがフワフワと泳いでるからじゃね？｣

『うん、そうなのかも』

亜｢いや、テキトーか｣

『えへへ』

自然と笑えてる照れながらでもさ
この時間を心に大事に刻み込む様に大切に
1秒ずつを感じる

水族館がデートスポットになるのなんか分かるなぁ

やっぱりこうやってさいろんな魚が居る中で
さ迷いながらあれはこうとかいろんな話が出来るから話題が尽きないよね

恐るべし水族館！
[いや、褒めるのはいい事だけどさ…
恐るべしは余計じゃない？by:amu]

ア｢この後12:00～イルカショーが開演致します！可愛いイルカによる華麗なる技を沢山披露しますよ！イルカも待ってます！是非起こし下さい！(♪イルカの鳴き声♪)｣

『イルカショーだって亜嵐！』

亜｢12:00からかじゃ、軽く腹ごしらえしてから行くかイルカショー｣

『うん！行く！』

軽く腹ごしらえをするために

水族館の中にあるフードコートに席を取りに行くも…

『すっごい人だね…』

亜｢まぁ、そりゃそうだよな…この時間だし｣

『何か買ってそこら辺の椅子で座って食べようよ』

亜｢分かった、じゃ買ってくるかろ此処から動くなよ？｣

『ありがとう！うん！』

亜嵐くんは食べ物を買いに行ってくれた

私はその場で待っていると…