・314 ページ14
私は皆の声が聞こえる方に向かった
あ｢あっ！A!!!｣
a｢随分早かったのね｣
亜｢あれ？ドレスは？｣
皆キラキラしたドレスに身を包み
メンバー達はスーツを身にまとっていた
スーツ姿を見ると
初めてGENE×ニコのコラボの事を思い出す
おとぎ話から出てきたのかと思うくらいに
カッコよかったのが脳裏に蘇ってくる
亜｢おーい？A大丈夫？｣
『はっ！えっ、大丈夫だよ』
隼｢ほんとに？｣
『ほんとだよ！』
龍｢あんま無理するんやないで？｣
『ありがとう』
裕｢まぁ、ちゃんと見はっとかなアカンな｣
『皆過保護すぎだよ』
玲｢過保護だぁ？心配してんだよ！
それくらい分かれ…馬鹿やろ｣
メ｢玲於…｣
『皆ありがとう！
でも、私は大丈夫だから！ね？』
玲｢信用なんねー…｣
あ｢まぁまぁ…｣
『あっ、ニコ達は？』
a｢あぁ、待ち合いだよ｣
『そっか、ありがとう』
あ｢そっか、Aヘアメイクだったよね｣
a｢そうだったね、じゃ急いで行ってあげて！｣
『うん！』
私は駆け出した
玲｢ほんとに大丈夫かよあいつ…｣
この言葉は聞こえていた
"ありがとう"って唱えてニコの達の元へ向かった
ｺﾝｺﾝ
｢はーい！｣
『寺藤Aです』
中から走る足音が聞こえたと思えばすぐ扉が開いてびっくりする暇もなくニコが飛びついてきた
ニ｢Aー!!!｣
涼｢ニコ…Aがビックリしてるじゃん｣
ニ｢あっ、ごめんね…｣
『全然大丈夫だよ！気にしないで！』
ニコが肩を下ろして残念そうに眉をひそめて謝ってくれた
ニ｢ありがとう！｣
涼｢反省してるのかどうか｣
『ニコはこのままでいいの！』
涼｢甘やかさないの｣
ニ｢普段はすっごく甘々だよ涼くん｣
そうニコが言うと涼太くんの顔がみるみる赤くなっていく
『まぁ、分からなくもないなぁ』
涼｢Aまで！｣
ニ｢だって、ホントのことだからさ｣
涼｢はぁ…そうだけど…｣
『あっ、認めた！』
ニ｢素直なのが1番！｣
(涼:今日の夜覚えとけ)⏪心の声
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Lua | 作成日時：2018年9月28日 21時
