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―あぐり―

最近Aの姿を見ない

てか、今日Aが来てない!

いつもなら一番最初に来てメイクの準備を済まして待ってるはずなのに

何かあったのかな…

そう、不安になりながらも
ずっと、待っていても来る気配がない

ガチャ

あ「A!」

涼「ごめんね!Aじゃないよw」

あ「涼太くんおはよう!」

涼「うん、おはよう
って、Aまだ来てないんだね」

あ「そうなんだよね…何かあったんじゃないかってちょっと心配なんだよね…」

涼「まぁ、来ると信じて待と!」

あ「そうだね」

ガチャ

涼「A来たかな?」

あ「どうかな?」

a「おはよう!」

あ「amuさん!?」

涼「amuさんどうして此処に?」

a「まぁ、今日はGENEとニコの二度目のコラボだから私達もここに居るってわけ」

あ「そうだったんですね
で、amuさん用事があるか来たんですよね?」

a「そうだった!あぐりちゃん
ちょっと時間いいかな?」

あ「私は良いんですけどメンバーのメイクが…」

a「メイクなら私も手伝うからちょっと来てもらえないかな」

amuさんが助けてくれるって言ってなくれてどれだけ心強いか

あ「涼太くんちょっと楽屋お願いします!」

涼「留守番ね!了解!」

私はamuさんの後ろを着いて行き
着いたのは屋上だ

今日はそこま風も強くなく穏やかな陽気だった

a「ねぇ、あぐりちゃんはさ…」

amuさんがすごく辛そうな顔をしてる
こんなamuさん初めて見た

あ「はい」

a「Aの病気のこと本人から聞いてる?」

背筋が伸びた

あ「はい…」

a「そっか、じゃ…
今から言う事は現実に起きてAのお父さんからきいた話だからよく聞いてほしい…………」


amuさんの口から凄く辛く悲しくなる事実だった

amuさんは顔色変わらずに淡々と語っていたけれど目には光などなかった

あ「今、Aはどうしてるんですか?」

a「Aは…入院してるの…」

頭が真っ白になった

あんなに元気で明るかったAが…入院…

あ「どれくらい入院してるんですか?」

a「もう、1週間…」

あ「そうだったんですね…」

Aは辛さを見せずに頑張ってる姿を目の当たりにしてきて

きっと泣きたかったはずなのに…

そんなAに…
あんな酷いことしてたなんてほんとにこんな自分が嫌になる…

こんな私を優しく許してくれたAのあの笑顔が私にとってどれだけ助けられたことか…

A…
会いたいよ……

入院するまで我慢してたの?
無理しすぎだよ…

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gene_story_LDH(プロフ) - 1から読みたいのですが消しちゃいましたか…? (2018年10月24日 19時) (レス) id: ab38a77996 (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます ちゃんと外させていただきました (2018年7月19日 2時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。更新前にちゃんと確認して下さい (2018年7月18日 17時) (レス) id: 848caccdc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lua | 作成日時:2018年7月18日 13時

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