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―あぐり―

Aから聞いた頭の腫瘍はビックリしたけど

私は今まで通りAの隣で支えるって決めた

Aは抱え込む癖があるからね

それに、悩んだりするから
その荷物を少し私が分けてもらわなきゃ

頭に腫瘍
3ヶ月…

その言葉と数字は頭から離れない…

治る見込みもない恐怖に怯えてたんだって改めて考えてみるとそうとう苦しかったんだろうな

辛そうなAを元気づけなきゃ
なのに、私がこんな暗い顔しちゃいけないよね…
笑って笑顔で勇気ずけなきゃ!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

さっきからあぐりが悩んだ顔したり
いきなり笑ったり忙しいほどコロコロ変わって

見てて面白いw

私のこと考えてくれてるのかな…
優しいな…あぐりは…

でも、なんかあぐりに言えてスッキリした自分がいる

このまま黙っていても心苦しいだけだったから…

残りは…メンバーだけなんだよね…

そんな事考えていると…

あ「そういえば、Aはさ
その、頭の腫瘍の事メンバーには伝えてるの?」

なんで考えてること分かったの?
もしかして、あぐりはエスパー?(なわけあるか!wby.あぐり)

『…まだ…』

あ「ですよね…」

『なかなか、切り出せなくてさ…』

あ「腫瘍もあるし亜嵐くんにも告白があるしで
Aはてんてこ舞いだね」

『…っ///』

あ「あれれぇー?A顔赤いよ?」

『そんなこと…ないよ?///』

あ「亜嵐くんって言っただけでこうなるとは…
病気も恋も重症ですな」

『ちょっと…上手いこと言わないでよ…』

あ「腫瘍の事は置いといたとしてもだよ?
告白はした方がいいと思うよ?」

『でも、告白しても私は…』

あ「Aはそんなネガティブでしたっけ?」

『それは…』

あ「どんな事があってもさ、明るく乗り越えてきたじゃん?」

『それは、重さが違うから』

あ「そうかもだけどさ?
難しく考えたって答えは出ないと思うよ?」

『…そうかもだけどさ…』

あ「Aは自信もって亜嵐くんに告白しなさい!あっ、でも待てよ…告白と言ったらやっぱり男の方からだよね…Aよりも亜嵐くんを説得しなきゃ!」

『えっ!?いいよ!いいよ!
まだ、告白するって決めてないもの』

あ「Aには悩んでる暇無いんだよ?
亜嵐くんの事がどうしようもないくらいに好きなんでしょ?」

『…うん』

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gene_story_LDH(プロフ) - 1から読みたいのですが消しちゃいましたか…? (2018年10月24日 19時) (レス) id: ab38a77996 (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます ちゃんと外させていただきました (2018年7月19日 2時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。更新前にちゃんと確認して下さい (2018年7月18日 17時) (レス) id: 848caccdc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lua | 作成日時:2018年7月18日 13時

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