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ガチャ
扉が開いて 恐る恐る入ってきたのはあぐりだった
私は急いで涙を拭った
あぐりは私の背中をただ静かに摩ってくれていた
摩ってくれているあぐりの手が暖かくて
どこか落ち着く…
あぐりに"抱え込もうとしないで？"って言われてドキッとした
悟られてるのかなって…
でも、この言葉に助けられた
今なら、言ってもいいんじゃないかなって…
そんな事考え思いながら
一言もはっさないまま時間が流れる
こんなにもあぐりが心配してくれてるんだって
知らなかった
そんなあぐりに誤ったりして…
困っちゃうよね…(ホントだよby.あぐり)
よし！決めた、モヤモヤを晴らすためにも
あぐりには本当のことを言わなきゃ…
『ねぇ…あぐり？』
あ｢ん？｣
『私…ね…』
あ｢うん｣
あぐりは優しい顔をしていた
『私、頭にも腫瘍があるんだよね…』
あ｢えっ？｣
そりゃ、そうなるの分かるよ？
いきなり言われてどう反応しろとね…
あ｢それは…治るんですよね？｣
静かに首を横に振る
あ｢そんな…嘘ですよね…｣
『嘘じゃないの
このままだと3ヶ月持つかどうかなんだって…』
あ｢3ヶ月！？｣
『…うん』
あ｢なんでもっと、早く言ってくれなかったんですか！そんな大事な事！｣
『ごめん…余計な心配かけたくなくって…』
あ｢そんな事関係ない！心配だなんて…
掛けてよ！迷惑だって掛けてよ！｣
『でも…』
あ｢でもじゃないの！
そんなこと黙っててそのまま過ごそうとしてたの？｣
『…ごめん…』
あ｢A…私はどんな事があってもAを見捨てたりしないよ？ずっとAの味方だよ？だから、これからはなんでも報告する、わかった？｣
『うん…』
あ｢腫瘍は大丈夫なの？｣
『…かなり、大きくなって…る』
あ｢なんで…Aなの？｣
『あぐり？私は大丈夫だから』
あ｢ほら、そうやってまた平気を装う！
それが、Aの悪い癖だよ？｣
『それはないかと…』
あ｢あるの！｣
『…はい、気をつけます…』
あ｢うん！｣
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gene_story_LDH(プロフ) - 1から読みたいのですが消しちゃいましたか…？ (2018年10月24日 19時) (
レス) id: ab38a77996 (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます ちゃんと外させていただきました (2018年7月19日 2時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。更新前にちゃんと確認して下さい (2018年7月18日 17時) (レス) id: 848caccdc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lua | 作成日時：2018年7月18日 13時
