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・ロイリッテーナ
パギニオンに昔から伝わる、戦いと鉄具を司る女神。彼女の具体的な容姿は不明だが、パギニオンの人々の間では銀色の馬に乗った美しいブロンドの女性という認識が強い。ロイレッテ騎士団では彼女をモチーフにした紋章があり、騎士たちはその紋章を肌身離さず身につけて行動する。ロイレッテ騎士団の「ロイレッテ」という部分は、彼らが信仰する女神の名前であるこの「ロイリッテーナ」から取られているそう。
・リュデアンヌ家
貴族の多いパギニオンの中でも、特に強い権力と高い地位を持つ一族の事。リュデアンヌ家は長い歴史を持っており、パギニオンが成立してからすぐに、それに続くようにしてリュデアンヌ家も高い位についたようだ。この高貴な一族の当主は貴族の中でも1、2を争う程強い権力を有しており、パギニオンの最高権力者であるジュリエッタにも直接意見できる数少ない存在。何らかの事情により執政官が不在の時には、執政官代理としてリュデアンヌ家の当主が国を統治するだろう。
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