風柱の継子兼専属医【鬼滅の刃】 (ページ41)

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41話ページ41

実「急に倒れるからヒビったぞ」
『すみません、精神的疲労が凄かったみたいで…』

任務終了後、ヒナタは蝶屋敷で療養していた
ヒナタが倒した鬼の血鬼術は、対象に幼い頃の幻覚を見せることで、対象の精神を幼い頃に戻すものだ。自分がもう子供では無いという事を忘れてしまう為、術から抗うことができなくなる
しかし、ヒナタの場合は違った。今世を通り越し、竈門炭治郎として生きていた頃の幻覚を見た。そのため、前世の経験や記憶を全て取り戻し、付け焼き刃ながらヒノカミ神楽を使って倒したのだ
その代わり、精神的ショックによる疲労と、生まれ変わってから初めて使うヒノカミ神楽による疲労が凄まじかった

『あの、実弥さん』
実「なんだ」
『回復したら、墓参りに行ってきます』
実「お前を育てた鬼殺隊士のか?」
『はい。幻覚を見たら行かないとなぁと思いまして』
実「気ィつけて行けよ」
『はい』

ヒナタは回復後、墓参りに行こうと決めた
千尋の墓参りは勿論、狭霧山と雲取山にも
あの記憶は現実だと自覚するために