34話 ページ41
『あれ…?』
目を覚ますと、そこは真っ暗な空間。しかし、自分の姿は見える。まだ夢でも見ているのかと頬を抓るが痛い。つまり、ここは現実だという事を示す
『って、ん?私、なんで襦袢じゃなくて、高校の制服なの…?』
自分の髪も見るが、あの独特の髪色ではなく、前世と同じ黒髪。そして、胸は…うん
(元の姿に戻ってる…?でもなんで…)
「…帆…」
『えっ?』
「真帆…」
名前を呼ばれていることに気づき、そちらを向くと、そこにはありえない人物が立っていた
『お…お母さん…?』
立っていたのは、私が中学生の時に亡くなった母だった
母「真帆、久しぶりね」
『なんでお母さんが…』
母「貴方を置いてしまって、ごめんなさい…。ごめんね…」
母は泣きながらそう言い、私を抱きしめた。それは、とても懐かしい温もり。私も思わず涙を零し、母を抱きしめた
『お母さん…お母さんっ!!お母さん!!』
母「ごめんね、辛かったね。もう大丈夫よ。しばらく、眠っていなさい」
その言葉の通りに、私はそのまま目を閉じて眠りについた。母だと思っていた人物が、母ではないと思わずに…
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R−アル−(プロフ) - ホタルさん» 続編出来るのでしたら作者様が謝る事など何も無いですよ!!待ってますね! (2020年10月29日 18時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - R−アル−さん» すみません!只今続編作成中です!お待ちください! (2020年10月29日 11時) (レス) id: e998b637f5 (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - 作者、様・・・?続編行こうとしたら下書きページだ、って出るのですが・・・・ (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - うわぁ、うわぁぁぁぁ・・・・ 何コレ最高・・・・ 「トラックに轢かれたら」の作品に貼ってあったリンクから興味本位で飛んで来ました← 普段成り代わり系はあまり読まないのですが、この作品面白くて惹き込まれました・・・!!今まだ途中ですが← (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - 香蓮さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年12月13日 18時) (レス) id: e79370225b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホタル | 作成日時:2017年4月15日 22時