18話-水無月side- ページ24
水「なにっ!?村正と逸れた!?」
小夜を隊長とした第一部隊から緊急連絡が入り、何事かと思えば、村正と逸れてしまったとのこと
一《周辺を捜索したのですが、何処にも…っ》
水「と、とりあえずお前達だけでも帰って来い。もしかしたら、他の本丸の刀剣達が保護したのかも知れない!」
一旦、帰ってくるように指示を出し、俺はすぐさま政府に連絡した
水「こちら、本丸番号4965番の水無月です!出陣先にて、亜種の千子村正が行方不明!捜索と保護情報をお願いします!」
運が良ければ迷子になっているだけか、保護されているか
もし、悪ければ敵に破壊されてしまったか…
水「どうか…無事でいてくれ…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿…
-村正side-
『う…ん…』
ぼんやりと意識が浮上し、ゆっくりと目を開け、起き上がる
よく寝たー、と始めは思ったが、よく考えると、何故私は布団の中にいる?
『あれ、ここどこ?』
どうも、私が居る部屋は手入れ部屋の様だが、自分の本丸の手入れ部屋じゃない
という事は、ここは別の本丸?
「あ、良かった。気が付いたんだね」
1人で悶々と考えていると、この本丸の歌仙さんが手入れ部屋へとやって来た
おお…何か知ってる人なのに知らない人って変な感じがする…
歌「僕はここの本丸の歌仙兼定。君は…千子村正であっているかい?」
『あ、はい』
歌「そうか」
そう答えると、何やら納得したような顔をする歌仙さん。なんだろうか?
「歌仙、女性の様子はどうです…か…」
その後から、金髪の黒の布面をした女性が手入れ部屋へとやって来た
おそらく、この本丸の審神者さんだ
『貴方様が、ここの審神者様ですか?』
「あ、はい」
『ご挨拶が遅れて申し訳ありません。私、本丸番号4965番に所属しております、千子村正です。この度は、助けて下さり、ありがとうございます』
と、丁寧に土下座をした
それに驚いたように『頭を上げてくれ』と言われてしまった
「あ、えっと、私の審神者名は『光樹』と申します。2年程前から審神者を始めました」
『え、光樹…?』
聞き覚えのある名前に思わず聞き返してしまった。こんな偶然って、有り得るのか?
光樹「? はい。どうか、なさいましたか?」
『えっ、ああっ!!いや、女性にしては男らしいお名前だな、と。あと、知り合いの審神者様の真名が「光樹」だとお聞きした事があるので…』
光樹「まあ、そんな偶然があるのですね」
本当、凄い偶然
もしかして、光樹さんのお姉さん?なーんて
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｒ−アル−(プロフ) - ホタルさん» 続編出来るのでしたら作者様が謝る事など何も無いですよ！！待ってますね！ (2020年10月29日 18時) (
レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - Ｒ−アル−さん» すみません！只今続編作成中です！お待ちください！ (2020年10月29日 11時) (レス) id: e998b637f5 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 作者、様・・・？続編行こうとしたら下書きページだ、って出るのですが・・・・ (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - うわぁ、うわぁぁぁぁ・・・・ 何コレ最高・・・・ 「トラックに轢かれたら」の作品に貼ってあったリンクから興味本位で飛んで来ました← 普段成り代わり系はあまり読まないのですが、この作品面白くて惹き込まれました・・・！！今まだ途中ですが← (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - 香蓮さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年12月13日 18時) (レス) id: e79370225b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホタル | 作成日時：2017年4月15日 22時
