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・・・
『 あ・・・ 』
昨日、そういえば・・・
キスしてた。
そうだ、付き合ってるんだから涼ちゃん・・・か
『 マネージャーとして、とっても好きですよ! 』
これが私が答えられる最高の言葉。
でもなんかさっきからおかしい。
涼介くんの表情が・・・
「 ふーん・・・じゃぁ一人の女として。は? 」
『 尊敬している方です! 』
「 好きか嫌いか聞いてるの!!答えなさい!! 」
” いい加減にしてくれない? ”
なんかがおかしい。
涼介くんの強張った表情の中に怒りも見える。
『 あの、お付き合いされてるんですよね? 』
” え? ”
「 そうよ 」
” !? ”
付き合ってないんだ。
『 そうですか。 』
「 そう、だからもし好きなら諦めて 」
『 申し訳ないんですけど、
無理です。 』
” え? ”
「 は?だから、私たち付き合ってるんだってば 」
そんなの涼介くんの表情見たらわかる。
それに
『 私の彼氏です。それに、貴方前にマンションの下にいましたよね。 』
「 な!! 」
『 最近デビューした矢野まやさん。あなた山田さんの前のマネージャーさんですよね。 』
” は?お前もしかして・・・ ”
「 なにいってるの?顔が違うでしょ! 」
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作者名:おふとん。 | 作成日時:2020年6月10日 16時