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私の服着てるのに・・・・
なのになんで涼介くんの匂いがするんだろう・・・
” っ! ”
『 ごめん・・・でもっ・・・でも今だけ・・・っ・・・今だけでいいから・・・・
このままでいさせてっ・・・ 』
きちんとさよならさせてね・・・
” 今だけ・・・ ”
” いつでもいいんだよ。ずっと・・・ずっと ”
その優しい言葉は聞きたくない
『 ありがとっ・・・・で、でもね・・・さよならするから、大丈夫だから、だかrんっ 』
?
頭の中は真っ白だった。
好きな人とのキスは甘いっていうのに
なでかちょっと苦くって
お酒の味がした。
” っ!ご、ごめん!! ”
「 あ!こんなとこにいたのかよ〜!! 」
” 今のことは、、、忘れて・・・俺は応援してるから・・・行っておいで ”
そう言って背中を押された。
忘れられるわけないじゃん・・・
大好きだよ・・・
この泣き顔に言い訳をつけるなら
酔って嫌なこと思い出したってね。
私が泣いているのに気がついた光が迷いなく抱きしめてくれた。
私も抱きしめ返した。
でも、でもごめん・・・
私まだ吹っ切れないよ。
「 おい、どうした。山田お前・・・ 」
『 違うの嫌なこと思い出しちゃってここで少し落ち着こうってしてたけど・・・
光の顔見たら笑えてきちゃった!!帰ってアイス食べよう!! 』
「 山田。ちょっと先帰ってって。 」
” ん・・・ ”
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作者名:おふとん。 | 作成日時:2020年6月10日 16時