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二人でお酒片手に帽子涼介くんは眼鏡と鼻下の付け髭(笑)
前に同窓会で使ったのが家にあったの!
” ん、危ないから ”
そう言って自然に掴んでくる涼介くんの手。
あったかい心があたたまる。
ちょっと大袈裟にいうと、、、世界に色がついた。って感じかな?
誕生日・・・幸せ。
大嫌いだった。
光が楽しませてくれて。
涼介くんが心を温めてくれる。
『 私は幸せだーってさけびたい!! 』
” 俺もだー! ”
叫んじゃったよ・・・
『 そういえばねえ?矢野さんかわいすぎてね?生で見れたのがね?嬉しくってね!すっごく幸せだったの! 』
なんて何も考えずに行ったもんだから
涼介くんの手がさっきよりもギュッと握ってくれて
思い出してしまった。
『 っ!あ、えっとあーそういえば!光!さっき頭おかしかったね!メロン作ってって・・・ 』
『 えっとアイス!何食べる? 』
” あ、い、苺! ”
『 私も!じゃぁ三人同じだね! 』
” ・・・うん ”
『 今日おかしいねえ?どうしたの? 』
” なーんもないよー!んコンビニもう着いたね ”
『 あたし買ってくるよ! 』
そう言って空になった缶を入り口のゴミ箱に捨ててアイスを買いに行った。
新しい缶チューハイを6本とアイス3個。
コンビニを出て涼介くんのところに行こうとしたら誰かと電話してた。
” まや・・・ ”
・・・心が引き裂かれた気がした。
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作者名:おふとん。 | 作成日時:2020年6月10日 16時