甘い苺王子様 # R.Y

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「ただいま」









雄「おかえり、早いな」









「うんありがと」









雄「オムライスもう作ろうか？」









「ホントにいいの？」










雄「いいって」(笑)









この時に何を企んでるか知らなかった。









雄「荷物置いてきな？作り終わったら呼ぶから」









「ありがと、」









部屋に戻ると久しぶりの感じ。









少し横になっていた。









雄「A〜」









ガチャ









ビクッ。









雄「どーした？出来たぞ？」









恐怖感は消えない。









心の傷も、消えないよ。









「あ、あ、ありが、と！」









ふたりで一階へ向かった。









「久しぶりだな。雄也のオムライス」









雄「ほら、覚める前に食っちまえ〜」









「頂きます。」









美味しい。





すごく懐かしい味。









自然と涙が零れた。









雄「何泣いてんだよ」(笑)









「ありがとっ！...ありがとっｯ...!!」









食べ終わり、食器を雄也が運んでくれた。









「ありがとね！」









雄「うん、」









幸せってなんですか？









雄「なぁ、」









「ん？」









「うっ...ｯ!!ゆ、雄...也ｯ...?」









雄也の方を向いた瞬間。









お腹に激痛が。









血が......









お腹に刺さってるナイフ









足から崩れた。









雄「いい加減死ねって」(笑)
















「雄也ｯ...ｯ」









そう言うと家を出ていった兄。









タイミングがよくなる携帯。

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