甘い苺王子様 # R.Y

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付いたところ、それは診察室。










中に入れず、立ち止まってしまった。









光「ん？入って？」









山「あ、失礼します。」










椅子に座ると、









顔をじーっと見て首をかしげた。









山「何」









すると、ニコッと笑い





光「敬語抜き、して光でいいから、ね！」









山「は？....うん...」







訳の分からない人。









光「名前は？」









山「山田涼介...。」









光「尾っ慧！じゃ、山田ね！」









山「お好きにどーぞ」









フレンドリーかよ、俺人見知りだわ...。









光「よし、で！何があったの？」









やっと本題。










山「Aは、D Vを受けてるんです。」












パソコンとにらめっこしながら






光「そっかー、してるのは、山田？」









山「はい......はぁ！？ちげーわ兄貴にだわ」









何を言い出すかと思えば...。









ニコッと笑い


光「知ってる。もし山田ならさっきもAちゃんは手を握らないはずだしね！」









山「あらそ。そんで、」









俺は知ってる限りすべて話した。









山「って所かな。俺が知ってるのは。」









光「そっかー、でもなかなかわかったよ」














ならよかった。









光「1週間後には退院できるかな！して、
学校行く時帰り、山田このまま送り迎えして。
あと、できるだけそばにいて、連絡とって。



あ、あと！退院したらしばらく通院ね！



その時も山田が付き添え。頼むぞ」









山「おう」









光「よーし、お兄さんかぁ〜...まぁ少し考えるから今日は尾っ慧！」









山「ん、じゃ、また」









光「あ！連絡先教えて、なんかあった時伝えるから」









連絡先を交換して診察室をでてAの
病室へ向かった。

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