甘い苺王子様 # R.Y

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山「..A...」









病院についてすぐ手術室へ。









4時間後に出てきた。









意識は戻らず集中治療室にAはいる。









そんな時にふと思い出した。






ケータイがポケットの中でブーブーなってた事を。









画面に表示されている名前は、









「知念侑李」









折り返しかけた。









知「あ、山ちゃん？帰ってこないから心配したんだよ？あ、Aちゃんは？」









山「あー...わり。またかけるわ。それじゃ」








知「え！ちょっ」ブチッ









どうしたらいいのかわからなくなり、






雄也「兄」に連絡を入れようとしたが、









呼んで、Aが何かされたらとか。


Aはどう思ってるのかわからなくなり。









とりあえずガラス越しでAを見つめてた。









狭「涼介くん？まだいたの？夜遅いし帰りな？」









もう夜の8時を回っていた。









病院の先生から話を聞いたのだろう。









山「帰らない」








俺決めたから、









狭「でも、」









コイツを....









山「Aを...一人にしないって、決めたから」









狭山先生は、そっか。とだけいい

どこかへ消えた。









と、思ったのに









狭「涼介くん〜いくよ」









山「はっ？」









どこにだよ、帰らないってゆったのn








狭「集中治療室の中、行きたくないの？」









..........









山「い、行く」









俺はまだ知らなかった。




この先どうなるのか、
どのような試練が待ってるかなんて、
知る由もなかった。

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