♡ ページ30
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ライブ初日、2日目
何とか乗りきった。
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社長にはボロくそ言われる
でも私、アーティストじゃないよ。
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そんなの通じるわけないんだもん。
言わないけどね。
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3日目。
ライブ前日からずっと眠れてない私。
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歌う曲は
ファンの方からのリクエストを元に構成された。
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何が辛いって、ほぼ恋愛ソング。
失恋系が多いかな。
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ライブが始まる。
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今日もたくさんの人が見に来てくれてる。
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ほぼ終盤。
歌ってる途中で過呼吸になってしまった。
もちろん、最後まで歌いきる。
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裏に戻ると余計に酷くて
マネージャーやスタッフさんが
「 大丈夫、大丈夫、鼻から吸って口から吐いて 」
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『 行かなきゃｯ 』
「 行ける？ 」
『 はいｯ、はぁ、はぁ、 』
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♪♪ Hey! Say! JUMP ナイモノネダリ
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マイクを持ってステージに立つ。
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呼吸の音が入らないように少し離れてる。
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歌い出した時、誰かの声も聞こえた。
音入れてくれたのかな
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でも、お客さんはぴょんぴょん跳ねてる
きゃー！っていう声も聞こえる
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後ろを見ると
そこに立っていたのは
知念さんだった。
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マイクを持って歌いながらこっちに来る。
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続いて、有岡さん
�睫擇気�
八乙女さん
薮さん
伊野尾さん
涼介くん
裕翔
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みんな私と目を合わせてくれて
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倒れそうな私を裕翔が支えてくれる
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涼介くんの声が、
みんなの声が優しくて
思わず泣いてしまう
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間奏にはいると
「 裏行って、少し落ち着いておいで 」
そう言ってくれて誘導してくれた。
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私の過呼吸は止まることを知らないかのように
だんだん意識も遠のいてく。
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�� Aちゃん、大丈夫、鼻から吸って、口から吐いて ��
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涼介くん
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作者名：おふとん。 | 作成日時：2023年1月30日 11時
