裏切られたら...復讐の始まり【暗殺教室】×【文スト】 (ページ48)

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story44 ページ48

翌日

貴「...」

心愛「！？」

貴「おはよう」

心愛(どうして...ちゃんと鍵は掛けたし手足を拘束して...何でいるの！？)

あぁ、動揺してるね...その顔を見ればわかるよ。

今すぐ大声で嗤ってやりたい。

今すぐ罰を与えたい

今すぐ絶望した顔をさせてあげたい

因みに、席には先刻座った。

中也「ﾁｯ...」

貴「中也堪えて。今此処で暴れられたら私の計画が全部パーだよ」

中也「そのくらい判ってる」

貴「そう？...まぁ、暴れそうになったら私の異能力で氷漬けになってもらうからね」

中也「...容赦ねェな」

苦笑いをされた。私は本気だよ！

さぁて...計画通りにいくかな？

今の段階だと...

転校してくる→裏切り者にされる→嫌われる→閉じ込められる

迄来たわけだけど...

ふふ、後少し...

渚「...中原さん」

貴「ん？」

渚「その手の痣、どうしたの？」

貴「！...渚って結構鋭いね」

その狂いの無い純粋な目に、私の計画が全部バレていないか心配だよ。

だから、鋭い人は嫌い。

でも、渚は強い...若しも仲間になってくれたらのなら？

そう考えると...事実は伝えておかないとね

貴「...大倉心愛にやられた」

渚「！」

中也「云ッて良いのかよ」

貴「渚は特別...信じられる人(・・・・・・)だから」

芥川「信じられる人(・・・・・・)、か」

龍ちゃんは、目を瞑ってふっと微笑んだような。"所詮その程度か"というような微笑み方をし、渚を見た。

渚はそんな顔をする龍ちゃんを不思議そうに見た。突如、渚は真剣な顔をした。

渚「僕...大倉さんは許せない。君を何回も...だから、僕が出来ることは何でもするよ。復讐でも何でも...だから、君たちに協力させて」

貴「！...ふふ、渚のそう云う処好きかも。いいよ、渚にも手伝ってもらおうかな...でも」

渚「でも？」

貴「あんまり私の邪魔したり、裏切ったりはしないでね？でないと、君まであの人たちの仲間入りさ...いいね？」

渚「う、ん...わかった」

渚ごめんね？貴方は信じているけど、中也や龍ちゃん、治や敦みたいに信用や信頼はしていないの。

唯信じているだけ...だから、若しも貴方が裏切って、彼方側に付いても私は何ら動じない。

ただ計画通りにやるだけ...

だから、安心してね。渚...