裏切られたら...復讐の始まり【暗殺教室】×【文スト】 (ページ17)

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貴「殺せんせーが謝る理由なんて無いですよ？それに、カルマもあの問題は解けてたっぽいですし」

殺「カルマくんですか...流石ですねぇ」

本題はこんな事じゃないでしょう？若し仮に、これが本題だったら...

殺しちゃうぞ☆←

ん？最後のこの『☆(ほし)』なんだ？まぁ、いいか←

貴「で？本題は何ですか先生」

殺「！...本題、ですか...森さん、教科書とノート。あと、服について正直に話なさい。先生ちゃんと聞いてますから」

貴「...先生には関係ないです」

殺「森さん！」

必死に殺せんせーは私に問い掛ける。私はそれに目を逸らして無視の一点張り。

程良いところで声をかけられた。

イリーナ「タコ、もうやめなさいよ」

殺「ですが...」

イリーナ「いいたくないことだってあるでしょ...？」

殺「ニュゥ...」

殺せんせーはガーンとしたような感じで、魂が抜けたように机の上で腕を立たせて、手のひら(？)で顔を覆っていた。

オイオイオイと泣いているような素振りも見せている。

私はイリーナ先生の袖を掴んで「ビッチ先生なら云う」と云った。

殺せんせーは更にガーンとしている。何故か、殺せんせーで遊ぶの楽しいと思ってしまうのだ。

イリーナ「さぁ、なにをされたのかいいなさい」

貴「...っ...矢っ張りやめた。ごめんね、云うのが怖くなっちゃった」

イリーナ「...そう。力になれなくて残念だわ」

だって、職員室の前で聞き耳立ててる人が居るんだよ！？云えないでしょ...！

何で気付かないの？この三人...まぁ、どうでも良いんだけどね？

ねぇ、そこで聞いてる人は一体何処の誰？

貴「私、ご飯未だなんで...それと、次の時間遅れるかもしれないからよろしく、殺せんせー！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

ﾀｯﾀｯﾀｯ...ｶﾞﾗｶﾞﾗ

逃げちゃった...こんな時に乱歩が居てくれれば良かったのになぁ...

ん？この下にあるの...髪の毛？何でこんなのがあるの...

それに、この髪の毛の色...矢田？片岡？岡野？磯貝？

否、磯貝はこんなことしない。

それに今、名前を上げた人よりももっと茶髪いな...あ、若しかしてだけど...

大倉心愛？

貴「律、大倉心愛は職員室の前に来てた？」

律「GPSの情報を処理してみます......処理を確認...森さん心愛さんはそこに居ましたよ」

貴「ありがとう律」

律「お役に立てて嬉しいです！」

ねぇ心愛、どうして貴女が此処にいたの？