裏切られたら...復讐の始まり【暗殺教室】×【文スト】 (ページ11)

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story9 ページ11

太宰「気に入らない奴。多分A、君の事だね？」

貴「でしょうね...まぁ、私は中也に体術教えて貰ってたし、安心して」

太宰「あの蛞蝓にねぇ...私の方が優しく教えてあげたのに」

絶対に嘘だ...だってあの龍ちゃんに教えてたんだよ？優しいわけがないでしょ！...そう考えると中也の方が優しいのかな？

貴「いえ、遠慮しておきます」

太宰「それは残念...おっと、話が逸れたね。と云うわけで、気を付けてね」

貴「貴方に云われなくとも気を付けている心算ですよ」

太宰「おや、余計なお世話だったかな？」

貴「否、情報は多い方が良いですから...ありがとう。治」

太宰「！...どういたしましてA...じゃあ切るよ」

貴「はい、それでは」

ﾋﾟｯ

にしても、暗殺者か...ふふっ、どの程度の敵を用意してくれたのかな？
あぁ、でも...程々にしないと殺しちゃうし異能力も使わないようにしないと...
こういうところで中也が教えてくれた体術が役に立つね！

...却説、教室に戻りますか

キーンコーンカーンコーン

あ、しまった...チャイムが鳴ってしまった。怒られるかな？

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

貴「あ、殺せんせー...遅れてごめんなさい」

殺「森さん遅いです！ですが、謝るのは良いことです」

蛸が顔を黄色からバツへ、バツから丸へ変える。

この蛸、カラフルだなぁ...と思った。

貴「次から気を付けるよ」

私はそう云って、自分の席に戻った。

寺坂「チッ」

大倉「(ﾎﾞｿｯ)今日でお別れね...森さん♪」

大倉の小さな声の独り言が聞こえた。

私ね、耳良いから聞こえちゃうんだ～...本当に莫迦だね

帰り道

...今日はマフィアの依頼も無いらしいから探偵社に行こうかな

貴「...」

つけられてる？...そういえば、治が暗殺者がどうとかって云ってたなぁ...まぁ、皆生け捕りにして、マフィアの拷問室に連れてけば問題ないでしょ！...てことは、探偵社はお預けになっちゃうなぁ

貴「...ねぇ、私の後を付けてるのは誰？」

？「！...バレてるよ？どうする」

？「素直に出るしかないでしょ」

貴「早く出て来て...早くしないと殺すよ？」

若干脅しがかったけど...これでも出てこないなら殺るしかない

？「怒らないよきっと」

？「そう、だよね...」

姿を現す二つの影。

貴「！、貴方達は...」