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A「え？」
カナト「！...首元にも...他のヤツらにも吸わせたんですか！？」
A「あ、うん...抵抗とかしたら余計にされそうで...」
カナトの顔色を伺いながら話していたが、余計に刺激したようだった。
カナト「君は...あの女と同じことをするんですね」
A「あの女？」
カナト「ユイさんですよ
他のヤツらにもたくさん血を吸われて...
今の君と似てますね？」
A「！...ぁ...わ、私用事があって...またね、カナト」
カナトの横を通り、そそくさとバルコニーから出ようとすると腕を掴まれる。
そのまま強く握られると痛さに声を漏らした。
A「いっ...カナト、痛い」
カナト「僕から逃げようとするのが悪いんですよ」
A「逃げない、逃げないから離してよ」
カナト「いやです」
カナトはにっこり笑うとAの腕を後ろに強く引っ張る。
Aは体制を崩して尻もちをついて床に倒れる。
倒れたAの上にカナトが馬乗りになる。
カナト「ふふ、あははっ！
かわいそうに...痛かった？
僕がいま気持ちよくさせてあげます...ん、ちゅ...」
A「ぅ...ん、ぁ...」
カナトはAの頬を両手で優しく包むとキスをした。
溶けるような深くて甘いキスを。
カナト「ん、んん...はぁ...どう？気持ちいい？」
A「ぁ...あたま、まっしろになる...//」
カナト「ふふ、とってもかわい
らしいですよ...
チュッ...ハァ...ん...っ」
A「っ！！」
力が抜けていたAに対して、カナトは首筋にキスをしてから噛み付いた。
全身を走るような痛みにAは声が出ず、代わりにカナトの服をくしゃりと握りしめた。
カナト「っ、ん...んん...」
A「ぁ...っ」
カナト「んっ...ふ...っはぁ...」
満足気な顔をしながら首元から離れるカナト。
己の口から溢れて滴る血を親指ですくって舐めとった。
カナト「ん...君は本当においしいですね」
A「っ...」
カナト「あれ...どうしてそっぽ向くんですか？
ほら、ちゃんと僕を見て？」
Aの頬に手をあて、にっこりと微笑むカナト。
いつも以上ににっこりとしているカナトのことが、Aは少し怖いと思うのと同時に向けられた好意に嬉しく思った。
カナト「ふふ、A...まだ終わりじゃないからね」
A「え」
カナト「他のヤツらに付けられた醜い印を僕が上書きしてあげる」
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はる猫Blood(プロフ) - あん-an-さん» コメントありがとうございます！これからも、ぼちぼち更新していくのでよろしくお願いします(*^^*) (5月18日 15時) (
レス) id: 9d1498330f (このIDを非表示/違反報告)
あん-an-(プロフ) - 面白くてseason1から一気に見てしまいました！！更新楽しみにしてます！！ (2023年5月6日 7時) (レス) id: 60d24f0aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる猫Blood | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時：2023年3月25日 4時
