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story165 ページ1

A「...そんなに気になる?」


ライト「君が苦しそうに顔を歪ませたものだから...少しきになってね」


A「急激に血を増やすから少し苦しくなってね...人間じゃこの1粒でも飲んだらすぐに失神してしまうくらい強いクスリだと思うよ」


ライト「そんな強いクスリ...飲んでいて平気なの?」


A「もちろん、レイジと一緒に実験してコレを作ったんだから、平気だよ」





Aは薬の入ったケースを胸ポケットへとしまった。

頭が痛かったのが取れてスッキリした顔をしているA。




ライト「そんなにレイジと親しかったんだー...」


A「普通だよ?私とライトも親しいでしょ?」


ライト「そう?...じゃあ証明してみてよ」





証明...?

親しさに証明なんてあるのかな。

ライトは何か目を瞑っちゃってるし...き、キスしろってこと?




A「...はぁ...ん、チュッ」


ライト「!」


A「ほ、ほっぺで勘弁して...ね?」


ライト「...んふ、ふふふ、はははっ!」





急に笑い出すライトにビックリするA。

少しだけ距離を取った。





A「ら、ライト?」


ライト「Aちゃんってほんとうに...

愛おしい子だね」





ライトはAに近寄り、逃げないように片手を押さえつける。

嫌な予感を感じたAは逃げようとするも、手を掴まれて逃げに逃げられない状態だ。

Aは受け入れるように目を瞑った。




ライト「...んふ どうしたの?目なんて瞑っちゃってさ」


A「!、えっと...ねむくなっちゃってさ、あはは」


ライト「...そういうところも変わらないねぇ...チュッ」




ライトはAに口付けをした。

Aは驚いたような顔をしていたが、そうなるよねとどこか心の中で思っていたのか、すんなりと受け入れた。




ライト「ん...チュッ、ちゅ」


A「んぁ...ん、んっ!!」




Aは普通のキスだったのに対して、ライトは隙を見て舌を入れて来たのだ。

絡み合い、火照る身体、漏れる吐息。

Aの顔はすでにトロけていた。




A「ん...はぁ、はぁ」


ライト「そんな顔もできるんだねぇ...このまま吸ったらキミはどんな顔を見せてくれるのかな」


A「や、だぁ...」


ライト「少しだけ、いただきます...カプッ」





ライトはAの顔を見たいがために首ではなく腕に噛み付いた。

突然の痛みにAは顔を歪めた。

ライトはAの顔を見て、酷く満足気な顔をした。

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はる猫Blood(プロフ) - あん-an-さん» コメントありがとうございます!これからも、ぼちぼち更新していくのでよろしくお願いします(*^^*) (5月18日 15時) (レス) id: 9d1498330f (このIDを非表示/違反報告)
あん-an-(プロフ) - 面白くてseason1から一気に見てしまいました!!更新楽しみにしてます!! (2023年5月6日 7時) (レス) id: 60d24f0aca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/  
作成日時:2023年3月25日 4時

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