伍 ページ6
七時、会場に着いた。
中也には気を付けろって云われた。皆心配して呉れてありがとう。
お姉ちゃん頑張るからね?龍、銀...
会場に入ると、香水の匂いや食べ物の臭いが混ざって気持ち悪かった。
早く標的を見つけないと...
標的の名前は、牧岐 夜見斗─もくぎ よみと─齢20の青年。
直ぐに見つかった。私は遠くから見ており、罠に掛かるのを待つ。
?「君、暇そうだね」
貴『あ...えっと、夜見斗様でしょうか?』
牧岐「夜見斗で構わない。時間があるなら僕の部屋に行こう。楽しいことをしようか」
貴『楽しいこと?退屈では無いのなら行きます!』
機嫌を損ねてしまえば元も子もない。
大人しめにしておけば...殺れる。
牧岐「着いたよ、ど〜ぞ」
貴『ありがとう』
牧岐「...ふふ」ギュッ
入ると抱き付かれた。何で?
貴『夜見斗さん!...痛っ』
牧岐「ふふ、この白い肌に赤は映えるね」
貴『っ!...や、めて...』
牧岐「君、細いくせに胸はあるんだね」
貴『んっ!...や、...ぁう...っ』
牧岐「はは、良い声出るじゃん!」
何なのこの人...莫迦なの?阿呆なの?まぁ、もういいよね?
だって、これ以上は意味無いでしょ?
貴『キャッ』
牧岐「寝台の上で恥じてる君は可愛いね」
貴『...』
グサッ...
牧岐「っ、!.........」
私は夜見斗の首にナイフを射し込んだ。深く、深くに...
シャッ!
ナイフを抜く。その瞬間、赤い花弁は舞い散った。そして、夜見斗は倒れた。
もうそこに居たのは先刻迄、夜見斗だった物に過ぎない。
貴『...貴方は裏切り者でしょ?殺されて当然よ』
服が開けた...。それに、先刻頸に感じた痛さって何だろう...
まぁ、取り敢えずは帰ろう!
貴『あ、中也?帰ってないよね?...そう、なら良かった。終わったから戻るね...うん、うん...はーい。じゃあね』
却説、中也のバイクで帰りましょうか。
私は中也のバイクまで自然に行く。血は...まぁ、遠目からは見えなかったと思うな。隠してたし
スタスタスタと、若干早歩きになりながらも中也の元へ戻ってきた。
貴『ただいま』
中也「遅かッたな、A」
貴『...ごめん』
中也「ま、無事で良かッたぜ」
貴『...うん』
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2018年9月16日 23時