拾漆 ページ19
中也「...は?」
貴『中也、貴方には幹部の座を引き継いで貰う...首領が決めたことよ』
中也「待て待て、話がぶッ飛び過ぎて理解できねェ...」
貴『流石は治に蛞蝓って云われていただけあるわね。簡単に説明するよ...
治が裏切り者になった。貴方には幹部を遣って貰いたいってさ!明日からッ!
そして、私が中也の補佐をする!幹部の補佐!判った!?』
一寸、最後は勢い余っちゃって...あはは
一応だけど...龍と銀にも伝えておこう。
......織田作、治を闇から救ってくれてありがとう。光に居た方が幾分かは素敵だものね。
貴『もう説明しないので、今日は失礼します!』
真逆、私がちびっこマフィアの幹部補佐になるとは...(と云っても、私よりも二糎身長は高い。そして、幹部に推薦したのも私だ)
...なんか、ごめんね中也。
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貴『...龍、訓練室に居たのね』
芥川「太宰さんを待っている...」
貴『治なら来ないよ。あの人はね...ポートマフィアを裏切ったから』
芥川「!」
あら、龍が驚いた顔しちゃった。そりゃそうか...意外と龍に慕われてたものね?治
若しも会ったら龍は治を殺そうとするのかな?首領に命令されるかもしれない。私には出来ない。
理由は判らないけど...殺せないよ
貴『...龍も私も今日は非番だし。訓練してあげようか?』
芥川「姉上が?」
貴『うん!大丈夫、私強いし?そして何よりも龍と異能力が似ているからね!』
芥川「...迷惑でないなら」
貴『勿論だよっ!』
私は龍のほんの少し離れたところに向かい合わせて立つ。
目の前に居るのは愛する弟。怪我はさせるかもしれないけど、殺さないように...ね
そのくらいの手加減はしないと!
貴『龍、私は本気で行くよ?だから、龍も本気で来て』
芥川「!...はいっ!」
貴『ふふ、いい返事...』
貴・芥川「『異能力【邪宗門】!/【羅生門】!』」
その声と同時に二匹の黒獣がぶつかる。お互い噛み合いボロボロだ。
だが、異能力だけに目を取られていては此方が危険だと云うことを判っている?龍
貴『龍、異能ばかり見ないでちゃんと辺りを警戒しなさい』
私は一瞬の隙に龍の後ろに回り込んで、ナイフを頸に突き付け、そう云った。
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2018年9月16日 23時