弐拾惨 ページ25
今日は中也と初めて飲みに来た。
未成年なのにね〜
でも...
マフィアに未成年も何も無いよね!
貴『中也、貴方は酔いやすいって治から聞いた事があるわ。中也を酔わせたら散々な目に遭ったって...
だから、あんまり飲み過ぎないようにね』
この間は葡萄酒で記憶飛んだから中也が酔っていたのかは判らないけど...
治の、あの疲れた顔みたら本当だろうなぁ
中也「酔わねェよ!...マスター、何時ものくれ!」
貴『私は林檎サワーで』
中也「手前は相変わらず林檎好きだな」
貴『そうね林檎は大好きよ、食べ物の中で林檎が一番好きなくらいにね』
だって、美味しいじゃない。
誘惑だの、後悔だの...そんな林檎の実には花言葉があるけど...関係ない。
美味しいものは美味しいもの!
コトッ
目の前に置かれたグラス。
私はグラスを手に取り、掲げる。
中也「何に乾杯すンだ?」
貴「そうね...今度こそ、中也の幹部昇格に乾杯かな」
中也「ンじゃ俺は...俺の幹部昇格にも乾杯だが、それも含めて俺の補佐にも乾杯だな」
カラン...
二つのグラスがぶつかり合って、綺麗な音を立てた。
先ずは一杯飲む。
炭酸と林檎との加減が、また堪らない。
此処のバー、結構好きかも。
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────────
貴『...あ〜、マスター。中也って何時もこうなの?』
マスター「まぁ、そうですね。中原様は何時もこうですよ。良く仕事場での愚痴を溢していらっしゃる」
中也「でよ〜、〜〜〜。〜〜」
貴『本当に愚痴ばっかりね...部下もマスターも可哀想だわ』
中也「何か云ッたか〜?」
酔っ払いが...
未成年の酔っ払いが完成してるよ...
こりゃ、困ったね...
貴『はぁ、困った人』
中也「聞いてンのかよ〜?」
貴『聞いてますよ』
適当に流していれば良い。
この人、自力で帰れるのかな?
如何も心配だ...
中也「手前ッて、美人だよな...可愛いし、髪も綺麗だ...
正直、芥川の嫉妬も判る気がするぜ...」
貴『中也!?///』
中也「スゥ...スゥ...」
寝てるし...
全く、吃驚させないでよね...急に云うんだから...それに、
龍が嫉妬?
それってどういう意味だろう...
貴『取り敢えず、帰りますか...』
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2018年9月16日 23時