有能の書記長は無能になりました【有無組】 (ページ11)

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tnside

大先生はこんな生活をずっと耐えてたんやな。

俺なんか仲間の支えがなかったら1週間で終わってまうわ。

tn「………綺麗な花やな」

俺は今庭園にいる。
ここの植物はひとらんが手入れしてくれている。

ht「その花ずっと見てるけど、気に入った？」

tn「うわぁ、ひとらんか…びっくりした」

つい夢中になってしまい、気づかなかった。

ht「今見てたのは、バーベナっていう花だよ。」

tn「バーベナ？」

1つの花が沢山集まって花になっている。
紫陽花とかタンポポとかみたいやな。

でも、真ん中だけぽっかり穴が空いている。

俺の心の中みたいに

ht「バーベナは夏から秋にかけてさく花だから、もうすぐで見れなくなるね」

今は9月。そうか、もうすぐで見れなくなるんや…

ht「バーベナの花言葉は…後悔。」

tn「………」

ht「惹かれる花の花言葉って、その人の心情を表してるって言うよね」(知らんけどBy作者)

tn「俺は………」

ht「まぁ、嘘かもしれないしw」

tn「せやなw」

ht「それじゃあ、水やり行ってくるよ」

tn「おん。じゃあな」

そう言ってひとらんは行った。
ひとらんはなんでも知ってるんやな。

(惹かれる花の花言葉って、その人の心情を表してるって言うよね。)

あれがずっとつっかかっている。

(バーベナの花言葉は…後悔)

俺は今、後悔しているのか？