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殺し屋 ページ10

km「…ここが、虹町」
 


神ちゃんが大きな荷物を持ってアパートの前に立ち尽くす



km「皆…死んだ。



俺の言葉で…俺の指示で…」



ぶつぶつと言いながら階段を登っていく



km「ここでは…親しい関係を築くのはやめよう。



築いてしまった分、辛い思いをするんやから」



アパートの扉の前で鍵を開けると隣の部屋の扉が開いた



rs「あ…新しい住人?」



俺や



km「…おん」



rs「俺、藤井流星。



名前は?」



km「神山智洋」



rs「神山…神ちゃんでいいか」



km「は?」



あの時はめっちゃ怖かった



rs「え?



神山…やから神ちゃん」



俺もよくそんなこと言えたな



km「神ちゃん…」



神ちゃんは下を向いてそのまま部屋に入って行った



rs「あ…怒らせたかな?」



その時の俺は知らんかった



その扉の奥で



km「やめて…俺と仲良くせんとって…。



親しくした分…辛くなるから…」



神ちゃんが泣いておったことに

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月12日 22時

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