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クスリ ページ7
ゆっくりと目を開ける
sg「流星‼︎」
rs「シ…ゲ」
俺はもう何もない
ということは…照史が
照史はただ眠っているようだった
rs「照史…？」
そう声をかけるとパチっと目を開けて起き上がった
rs「…そうか」
俺はそこに座り込む
『勝者、藤井流星。
それじゃあな』
rs「待て」
俺は帰ろうとするその背中に声をかける
rs「なぁ…神ちゃんのことなんやけど」
『神山智洋がどうかしたか？』
rs「この前の町の…住人やったんやろ？」
『この前…？』
rs「知ってるかは知らんけど虹町の前にも同じことをやってたそうやな。
そこの…最終勝者やったみたいで」
黙る
黙殺か
rs「なぁ…何神ちゃんを悪者にしようとしてるんや」
神ちゃんは悪者ちゃう
せやったら…あの時に涙なんか流さないはずや
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年12月12日 22時
