今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:4,201 hit
小|中|大
朝食 ページ4
黙々と朝ごはんを食べる。
いつも通り僕のご飯の量は少ない。
叶斗の茶碗の半分しかご飯はないし、皿にだってほとんどおかずは乗っていない
なんでか?
決まってる。僕がこの家で出来損ないだからだ。
でもどうせこんなことに託けて何か言ってくるんだろうな
「お前はそう食べないから叶斗のようにならないんだ」
あぁ。ほらね。そしてまた思うんだ
僕は、音楽が文学が好きなだけ。その方が性に合ってるだけなんだけ。運動が叶斗より出来ないだけ。
でもそう思うしかない。何を言われても貶されても、傷つかない為には。
「兄さんそろそろ学校じゃないの?」
結城ぐらいだなぁ僕を心配してくれるのは
「あぁもうそんな時間か。結城、行ってくるよ」
行ってくるよはアイツらには言わない。
だって家族じゃないんだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2022年1月8日 16時) (レス) @page23 id: eeb0e1af4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蕾 x他1人 | 作成日時:2021年9月5日 22時