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涙 ページ22
｢落ち着いたか？｣
｢うん…有難う｣
馨は僕が泣き止むまでずっと傍にいて、背中を撫でてくれた。その優しさに甘えてまた泣きそうになった。
｢さっきも言ったけど此処に居られるのは親が居ない間だけだぞ？泊めれるかはやっぱり母さんに聞かないとだし｣
｢分かってる。今家に上がらしてもらっているだけでも有難いよ｣
馨の親は優しいから泊めてくれるだろう。しかし、何日も泊まる訳には行かない。家に帰るつもりはないし。
どうしようかと悩んでいると、ある人の顔が思い浮かんだ。ある人とは、今日出会った津島さんだ。
否、有り得ない。今日出会ったばっかりなのに。そんな図々しい事は出来ない。
｢なぁ、ゲームするか？｣
気を利かせてか馨が言う。
｢嗚呼！｣
僕は考えるのをやめて馨とゲームをした。
まぁ、その時に考えたらいいか！と。
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雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2022年1月8日 16時) (
レス) @page23 id: eeb0e1af4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕾 x他1人 | 作成日時：2021年9月5日 22時
