Story23 グロウ兄ちゃん?? ページ23
シ「なんっじゃこりゃあぁあああああっ」
貴「……ハッ! ジェットストリーム何事?」
乱「ばか言うな。勝ったんだよ、オレがっ」
あれ、寝てた。
まぁいいか。
▽
ト「それでは、ヨーロッパリーグ開幕戦のブレーダーを発表する。
フリー・デラホーヤ、蒼井バルト、黄山乱太郎、緇鳥A、以上四名だ」
バ「やったぜ〜」
乱「よっしゃっ」
バルトとクミチョーははやくも歓喜してる。
ト「シスコ・カーライル。キミはサブメンバーとしていつでも出られる様、準備を怠らないように」
シ「……チッ」
ク「改めて、ヨーロッパリーグの説明をするわ」
?「それは俺からする」
……ん?
ミーティングルームに入ってきたのは、フリーと同じ髪色の、似たような髪型の人。
はて、この人、どこかで……。
?「只今、みんな」
クリスは溜め息をつき、タイミング悪いわ、とこぼした。
?「新メンバー入ったってきいたから。どんなやつか、少し確かめたくて。
あと、故郷のチームと敵対は出来るだけしたくないし」
フリーが、珍しく口を開いた。
フ「兄さん、遅い」
兄さん……!?
グ「俺はグロウ・デラホーヤ。フリーの兄で、元世界No.1だ」
バ「グロウ・デラホーヤ……」
シャ「もう、ほんっとうに遅いんだから」
グ「いや、さ。あっちのチームにいた日本人から友人のことをきかされてたら搭乗時間遅れて……」
キ「グロウは、すっごく性格がよくてオイラ達の兄ちゃんみたいな感じなんだー」
バ「へー、つえぇのか? グロウって」
バルトが素朴すぎる疑問を投げると、あたりは一瞬でシーンと静まり返った。
バ「……え?」
シャ「当たり前でしょ。フリーの師匠で兄なんだから」
キ「日本人ってみんなこうなのかな……」
貴「バルトお前これ以上日本人のイメージを崩すな。スペインと日本の間に亀裂が入る」←
バ「……?」
貴「言っておくが、バルトは日本人の中でも指折りのバカだ」←
グ「それってフォローなの?」
乱「優しさの欠片もねぇ」←
▽▼▽▼
○グロウ=デラホーヤ
フリーの兄。元世界ランキングNo.1。現在は世界各国のチームを渡りベイトレーナーとして修行中。
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