Story22 鋼メンタル ページ22
ク「もうすぐヨーロッパリーグが始まるわ。
フリー、あなたがリーダーよ」
フリーはこくりと頷いた後、すぐに眠ってしまった。
そんな姿もかわいい、なんて失礼だよね。うん、失礼。
ク「残りの三枠を、今までの実績と今日の結果を見て判断します」
乱「セカンドチームからも選ばれる可能性があるってことかよ……!」
ト「その通りだ。トップもセカンドも関係ない」
全「おおーっ」
ブレーダー達がざわざわし始めた。
バ「よぉーし、絶対選ばれてやるぜっ」
▽
ト「次。蒼井バルトと、スタン・ハンバーグ」
貴「ハン、b……ハンバーグ?」
スタンの名字って、ハンバーグだったんだ。初耳。
バ「おーっしゃーっ。いくぜ、スタンっ」
ファーストバトル、結果はスピンフィニッシュでハンバーグに1ポイント。
これで落ち込むか、と思ったスタン。
バルトのメンタル、舐めんなし。
バ「くううぅぅっ……。やるな、スタンっ」
これに対し、スタンは苛立ちを隠せない様子。
ト「セカンドバトル。レディ、セット」
全「3,2,1,GOシュート!!」
先にセンターをとったのはスタン。
だけど、ヴァルキリーは急加速。
貴「これって……」
バ「いいぞ、ヴァルキリー!」
軌道はまさしく、あのときとほぼ一緒。
乱「出た、これがバルトの言ってたやつだぜ」
キ「すっげえええっ、いつも暴れてたヴァルキリーと……なんか、全然違う!」
結果、バーストフィニッシュ。バルトの勝利。
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