Story12 神化したワイバーン ページ12
バ「なんでもいい! オレも日本の仲間と世界でバトルしたかったんだ」
ワ「せや、そのいきや。うちのメンバーを紹介するでっ」
レアルサンバットのメンバーは、小紫、シスコ、沖中あたる、そして師匠。
審「それでは両チーム、握手を」
そしてがっちりと握手を交わした。
▽
最初はクミチョー対小紫。
ワ「変わったんはお前だけじゃないで」
乱「これが新しいワイバーンか……」
ワ「それが新しいワイバーン、トルネードワイバーンや」
貴「ワイのワイルドワイバーンからワイのトルネードワイバーンか」
フ「ややこしい」
じっとクミチョーがベイをみつめていると、いきなり小紫がそれを奪った。
ワ「いつまでみとんのや、どない見てもベイの凄さはシュートしなきゃわからんで」
乱「そりゃそーだ。ラグナルクはオメーにはわかんないことだらけだろ」
ワ「関係あらへん。勝つのはワイや」
乱「大口叩いてんのも今のうちだぜ」
ベイチェック終了。
そろそろ、始まるか。
ワ「ほな、いくで!」
乱「おうっ」
審「第一ゲーム、ファーストバトル。
レディ、セット」
全「3,2,1,GOシュート!!」
クミチョーのラグナルクはスタミナウィングを展開。
そして中央で激突。だけどラグナルクは吹き飛び、ワイバーンが陣取りに成功。
たぶんあの下段のレイヤーが攻撃を受け流したんだろう。
▽
結局、ラグナルクは何も出来ずに終わった。
先手はワイバーン、レアルサンバット。
気のせいか、ファーストバトルが終わって誰かが入ってきたような気がする。
バ「クミチョー……」
乱「すまねぇバルト、いいとこ全然なかった……」
バ「ワイバーン、すげー神化してたな」
乱「ああ」
フ「キミ」
突然、フリーがクミチョーを呼んだ。
というか、名前まだ覚えてないじゃんか。
フ「スタミナタイプなんだからさ、ウィングにもちゃんとスタミナ送れるようにシュートしなよ」
乱「……なに?」
貴「?」
フ「ラグナルクのウィングは相手にぶつかると戻っちゃうだろ。ずっと出てたほうが有利なんだから、遠心力・回転力を高めて、ウィングがずっと出てるようにスタミナを持たせないと」
乱「オメ……ウィングが戻るとかわかんのかよ。あの回転の中で」
フ「当然だよ」
貴「流石は世界No.1ブレーダーってとこだね」
乱「わかった、やってやる! 名付けてスタミナ撃ちぃ!」
バ「名付けんのはやッ」
貴「ネーミングセンスの欠片もないね」
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