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昼間のことが未だに頭から抜けない。
そんな俺を見透かしたかのように瞼にキスをする。
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「好きだね、それ」
「ん？」
「瞼。昼もされた」
「翔ちゃんのだからね」
「どういうこと(笑)」
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くすくす笑う俺の頬を掬って、今度は唇にキスする。
目を合わせたまま目まぐるしく変わる鼻先の距離に、どぎまぎする。
「翔ちゃんの目が好き」
「……」
「翔ちゃんの困った顔はもっと好き」
「なんか、嬉しくないな」
「ふふ。言ったでしょ。翔ちゃんのこと転がすのが好きなの」
「……泣かすよ？」
「ん。待ってた」
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君の計算通りに、そのまま煽られてみる。
唇を重ねるほどに夢中になっていくのに、
夢中になればなるほど、
どこか冷静な俺が顔を覗かせる。
引き際ばかり探す自分を見つけて嫌になって、
忘れようとしても忘れられない。
嫌な思い出みたいに、いつまでも俺に付きまとう。
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「翔ちゃん」
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息を整えるように離れた唇。
ハスキーさが却って艶っぽくさせる声で俺の名前を呼ぶ。
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lemon lemon u - BLサイッコー♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ (2022年6月1日 21時) (
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作者名：*義経櫻* | 作成日時：2018年2月19日 18時
