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「偽物の指も結構出回ってたらしいよ。
多分翔ちゃんならコロッと騙されちゃうんじゃない？」
「怖いこと言わないでよ」
「俺はそんな翔ちゃんを手なずけて楽しんでたいの」
「どうして智くんは花魁の立場なの(笑)」
「んー俺あの着物似合いそうじゃね？ あ、着物なら翔ちゃんの方が似合うか」
「バカにすんな(笑)」
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薄情にも鳴り響くチャイムを聞き終えるや否や
君は俺の膝から起き上がって、軽く瞼にキスをする。
驚いて赤くなる俺を嬉しそうに見つめる君。
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「ちょ、こんなとこで……」
「ふふ。ベッドでもそういう顔見せてくれてもいいのに」
「っ、冗談よしてよ」
「あれだよ。“はいとく”感っつーの？ たまにはよくない？」
「意味わかって言ってんの？」
「もちろん」
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僅かにはねた後ろ髪を揺らしながら俺を置いていく。
丸まった背筋を追いかけて、芝生を踏み分け歩く。
この時間が一番嫌いだ。
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lemon lemon u - BLサイッコー♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ (2022年6月1日 21時) (
レス) @page12 id: d7aa5d95aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*義経櫻* | 作成日時：2018年2月19日 18時
