僕は、大丈夫だよ？ (ページ23)

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10分後

ラウがまだ帰ってこない。

心配になって

深澤「俺、トイレ行ってくるわー」

スノ-ラ.深「はーい / いってら〜」

とトイレに行きがてらラウを探しに行くことにした。

もしかしてラウもトイレにいるのかもしれない

お腹壊してたりして...

自然と歩くスピードも早まり、控え室から1番近いトイレ(このフロア唯一)まで行った

個室のトイレはすべて空いていた。

「ラウール〜？」

と一応呼びかけてみたがシーンと静まりかえったまま。

用を足して、さっきめめも言ってたラウールのお気に入りのジュースが売ってる自販機があるところまで向かうも、談笑しているスタッフさんしかいなかった。

どこに行ったんだろうか...

今の俺を見ると「心配しすぎじゃない？」
って思われるかもしれない、、実際自分はラウールに対して過保護だなぁって思ったりすることが何度かある。

俺とラウールはSnow Manの最年長と最年少で11歳も歳が離れている。

前にラウも言ってたことがあるが、世間的には学校にいる若めの先生(俺)と生徒(ラウール)といってもおかしくない年齢だ。

それ以前にSnow Manは家族みたいな存在で、ついつい末っ子のラウを愛でてしまう。

こいつ、いつか消えてしまうんじゃないかって時があって守りたくなってしまう

そしてそのことは前にタッキーにも言われた

「お前らがラウールを守ってやってくれ」

と。

それは康二、めめ、ラウの加入が発表された直後ぐらいだった。