失敗作な少女は、太宰さんの妹 (ページ5)

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女ページ5

今回は前より長いと思います
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happy end
神様、もしも生まれ変わる事が出来たら愛される子になれますように

「アハハ。わたしは生まれなくてもいい人なんだ。なぁんだ、じゃぁもうﾀﾋんでもいいよね？」

銃を持ち、自分に向かって撃とうとした途端、

ｺﾝｺﾝ

「だれ？まぁ、いいや。もうﾀﾋぬんだし」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

引き戸が引かれる音がして、

太宰「誰かいるの？って！君、何して！」

「だ、れ、？」

太宰「大丈夫！？」

引き戸が引かれ、姿を現したのは、

「お兄ちゃん？」

太宰「君、聞こえる？」

いつも引き戸を開いた先にみたお兄ちゃんの姿。

そして、

太宰「！……君、なんで泣いてるの？」

頬に何かが伝った。瞳から何かが溢れる。

「ｯ……うぅ、」

太宰「何処か痛いの？」

「大丈夫、ﾋｯｸうぅ」

優しく背中を撫でてくれた。

ﾌﾟﾂﾝｯと何かが切れる音がしたと同時に

「うぅ、うわぁぁぁぁ！！」

誰かの声がした。あぁ、わたし何してるんだろう。

暫くすると泣き止んだ鼓動が子守歌でどんどん眠たくなってきた。

きっときっと明日は、笑えるよ。

間違いだらけに、

「おやすみなさい」

太宰「おやすみ」

意識が暗闇に落ちた

happy end 終了