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六滴 ページ7

『左馬刻。少し離れたとこにいるので何かあったら声をかけてくださいね。』

左馬刻「ああ、分かった。」


とりあえず、同じ路地から外に出ないぐらいまでは離れておいた。

全くとは言ったが、この後どうしようか。

 プルルルルプルルルル

私の電話が鳴り響いた。あまり使うこともなく、ただ持っていただけなのでちょっとびっくりした。

合歓ちゃんかと思ったが、画面に出ている表示が無記名なのを変に思ったが電話には出た。

[『はい、もしもし。どちらさまですか。』]



[『、、いいだろう。お前らの喧嘩は誠意を込めて買ってやる。覚悟しておけ。』]



電話を受け、左馬刻の元まで戻った。

『お取り込み中かもしれませんが、左馬刻はもらっていきますよ。』

左馬刻「なんかあったのか。」

『先ほど残閻から電話があり八雲を捕らえている、と』

左馬刻「はぁ!?八雲が!場所は」

『廃工場だ。』

左馬刻「分かった。早く行くぞ。」



私は直ぐに伝えられた大きな倉庫に左馬刻と2人だけだったがで行った。

中には大群と帷兄弟、そしてボロボロの八雲がいた。

八雲「左馬刻。すまない、、どじった、、」

残星「あの左馬刻が血相変えてるぜ!!」

残閻「兄者。本物のバカをバカにしちゃ悪いよ。笑」

左馬刻「残閻 残星ぃぃぃ!!」

『待て、左馬刻。あまり前に出るな!』

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作者名:スイレン | 作成日時:2022年12月1日 10時

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