ラナンキュラス3 (ページ37)

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『わぁもうあっつ！』

露天風呂でAさんとイチャイチャしたせいか
体の火照りが全然治らなくて近くにあった団扇で
これでもかって言うくらい仰ぎまくる

それでも足りないから浴衣の胸元を掴んで
バタバタと風を送るようにしてると

「激しすぎない？笑」

お湯の掛け合いしすぎて
ビショビショになっちゃったから
髪とかスキンケアとかしてきて戻ってきたAさん

『だって暑いんだもん！！』

「光輝くんが仕掛けてきたせいでしょ？」

　はい。といってAさんは
　冷蔵庫から出してきた水を俺に渡してくれてものを受け取って
　水を体に流し込む

『だってAさん容赦ないんだもん』

「そりゃ勝負事は負けられないでしょ？」

『勝負なんてしてない！俺のAさんと戯れれただけ！！』

「そうかなぁ？明らかに目が真剣だったよ？」

むぅ。それは否定できない…ちょっとマジになっちゃったし
だって楽しくなっちゃったんだもん！
学生に戻ったみたいでさ？

俺の隣に座ったAさんも
胸元をパタパタさせてて暑いみたい
そうだよね。出る時ちょっとふらついてたし

『Aさん』

「ん？」

ペットボトルの水を口に含むと
Aさんのちゅーして水を口移しする
ちゃんとゴクンと喉が動くのを見てからそっと顔を離す

『Aさんも水分取らないと。』

「ぬるい…」

温い。とか言いながらめちゃくちゃ嬉しそうじゃん。

『もっと水欲しい？』

「ん、欲しい…かな？」

『分かった。待ってて？』

また水を口に含んで近づくと
さっきと同じように水を口移しするんだけど
腕を回されて動けなくなって
Aさんから何度も何度もチューされる

『んっ…、』

「光輝くん後でって言ったのに全然してくれないんだもん…」

後で続きしよ？って言ったけど
なかなかしてこないから我慢できなくなっちゃったのかな？

『そんなに俺とチューしたかった？』

「…うん。待ってた」

『んふふっ。かわいいねAさん』

けどさっきのお風呂でだいぶ体力削られてるから
すぐ寝れるようにした方がいいしと
Aさんを布団に連れて行き寝かせる

『明日もあるし、たっくさんチューしてから寝ようね？
　Aちゃん』

「ちゃんって…んっ」

頭を撫でるとAさんが望んでくれていた
チューを沢山してから抱きしめあって眠りについた。