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もう少しでお昼になる言う時間
今日は珍しく外回りの予定がなく
明日の営業に備えて資料作成を進めていると
「元木とA、ちょっと」
湧と共に部長に呼び出され部長の席に向かうと
会議室にと言われて部長の後について行く
湧と顔を見合わせて
部長に聞こえないように小さな声で
「何だろうね」
「わかんね」
この時期に呼び出しとなると異動？とも思ったけど
2人一緒に呼び出されるとは考えにくいし
もしかして新プロジェクトとかかな
座ってと部長に促され湧と並んで席に座る
「早速だけど2人に頼みたいことがあってな。
来週いよいよ新入社員が入ってくるだろ？
3年目になる2人にはエルダーになって貰いたい」
まさかのエルダーの打診で
湧と私にそれぞれ紙を渡してくる
「受け持つ新人の情報だから事前に読んで置いてくれ」
じゃ話はそれだけだからと
部長は先に部屋から出てって渡された紙に目を通す
どうやら受け持つのは男の子のようで
“黒田光輝”と名前が記載されていた
「顔写真なしかよ！どんなやつか気になんじゃん！」
湧も受け取った紙を見ながら隣でブーブー言ってたけど、
“あ、青木に聞けばいいじゃん”とケロッと元に戻る
「よし！A、青木たちと昼行こうぜ！」
湧の言葉と共に昼を告げるチャイムが部屋に鳴り響いた
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作者名：Soda | 作成日時：2022年11月27日 20時
