お前なんか！【志麻】 (ページ13)

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ははっ、ってなんだろう自分でも気持ち悪いって切実に思った()

『ねぇ、男子は何やるんだっけ』

華奈「サッカーって聞いた。グラウンド半面女子がテニスで残りの半面がサッカーかな」

『サッカーかぁ。何が楽しくてサッカーってあるんだろうね、ただボール蹴ってるだけなのに』

華奈「お前サッカー選手に謝れ？」

『ナンデ？』

華奈「サッカー馬鹿にしたからだよこのアホ」

『いってー！』

べしっと華奈に頭を叩かれて女子らしくない悲鳴(笑)を上げる私

そっかぁ、男子はサッカーねぇ……

ならあのホクロ(志麻)見れるのかな？

渉もやるんだろうなぁ。

華奈「「いってー」って、もっと可愛らしい声出せないの？」

『え………い、いたぁい…もぉ、やめてよぉ〜！』

華奈「キッモ出直せ」

『最低すぎwwwwww』

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先生「___それでは、1組と2組で分かれて練習した後に、ゲームのような試合をやります。それと、向こう側は男子がいるのでくれぐれもテニスボールをあっち側に飛ばさないように注意しましょう。」

『せんせーラケット忘れた』

華奈「こら！敬語！」

『ました』

華奈「違う」

え？違うの？敬語だよこれ？

先生「はぁ、ほんとに何回目？今年に入ってテニスラケット忘れ連続4回目」

『あはは〜』

モブ「A忘れすぎwww」

モブ「4回はさすがにww」

先生「5回目いったら一気に成績下げるわよ？今で4回分、4点下げられてるからね。5回目は1点分じゃなくて5点下げる」

『それはさすがにやめて！！』

5点も下げられると成績があああ！！

今度こそ持ってこよう！そうしよう！

そんな会話がほぼ毎回繰り広げられてるため、周りの女子はだいたいどっと笑い出す

先生「時間取ってしまったわね、それじゃあもう始めましょう。各自始めてね」

みんなが「はーい」と一斉に言ったあと、向こう側でﾋﾟｰｯと高い笛の音が鳴った

ちらっと見ると男子達のサッカーの試合が始まった

華奈「A〜、ボール打つから返してね」

華奈の声でハッとなってやっと練習を始める

『…はいよー』

みんなは既にペアと練習をしている

テニス部はもちろん上手いわけで、

華奈の真っ直ぐなボールが飛んでくる

テニス部ではない私は言わずとも下手くそで、飛んできたボールをラケットで飛ばし返すが華奈のように上手く綺麗には飛ばない

『ごっめーん！』

華奈「大丈夫〜」

下手に飛んだボールを上手く止めて、再度また私に向かってパスをする

いや、上手すぎやろ