｢僕だけの…｣〈リラ×まろん〉 ページ2
※注意
リラがだいぶ狂ってるし、頭おかしい変態
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リラ side
ｺﾂｺﾂと階段を降りる音が地下に響く。
明かりがまったくない地下は、蝋燭をつけてもほとんど見えないほど暗い。
ギィ…っと音を立て、重い扉を開ける。
そこそこに広い部屋の中心に拘束されているのは
僕が近づいていくと、キッと鋭い目で睨まれる。
『…んふっ♡♡♡やだなぁ、まろん先輩♡♡
そんな目で見ないでくださいよ
興奮しちゃうでしょ♡♡♡♡』
顎を掬い、ぐっと顔を近づけると、か細い声で
｢…なんで、なんでこんな事するの…？｣
と言った。
『なんで？そんなの、まろん先輩のことを愛してるからにきまってるでしょう♡♡♡♡♡』
スルッと手を恋人繋ぎにして、震える体を優しく抱きしめて言う。
『拘束するのは、外に出て怪我しないため。
閉じ込めるのは、まろん先輩に害を加える人間から遠ざけるため。
全部
ぜーんぶ
まろん先輩の為なんだよ？
僕がそう耳元で囁くと同時に僕の体は強く抱きしめられる。
ほら、
堕ちた。
もう、まろん先輩は僕だけのモノ。
もう、
離 さ な い か ら ね？
まろん先輩♡♡♡♡♡♡♡♡♡
｢こんな夜には｣〈こんぷ×まろん〉→←「バレていた」〈まろん×翠雨〉
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作者名：含羞草 | 作成日時：2020年8月2日 22時
