推し7 ページ8
sktside
せっかく握手をしに来たんだからたっぷり堪能して帰ろう
坂田「あ、やば、握手しとる
手ちっちゃぁ可愛いいい」
手が小さくて俺の手にすっぽり収まってしまう
やばい心臓バクバク言っとる
A「えっと、坂田さん…ですよね?」
遠慮気味に聞いてくる
あ、待ってその顔も可愛い
え、お持ち帰りしたいわ
って俺のこと知っとるん?!?!?!
え?!俺、推しに認知貰っとるの?
待って、無理、しんどい
何それ?!え?!
坂田「え?!もしかして俺のこと知っとるん?!」
A「知ってるも何も推しですもん!!」
推し?え?!俺のこと推してくれてるん?!
何それ……オタクしとるミィちゃんとか可愛ええだけやんけ!!
え?!てもライブで見たことないよ?
もしかして毎回遠い席に居るんかな
てか俺前世で何したんやろ
今世幸せすぎやろ
坂田「え?!ミィちゃんに推されてるとか俺前世何したんやろ」
ほんっまに嬉しい
これもしかして俺、チャンスなのでは
俺のこと推してくれてるってことは俺のこと好きってことやんな?
で、俺もミィちゃんのことが好き……いや、愛しとるってことは結婚????
早速何か誘ってみようかな
坂田「いやぁ、お互い推しとったなんて
めちゃくちゃ運命感じちゃったわ」
A「そ、そんな!運命だなんて」
顔を真っ赤にして笑うミィちゃん
あ"あ"〜〜〜〜〜〜〜
可愛いよぉぉおおお!!!
ここが家やったら叫んどったわ
坂田「もし良かったらこの後ご飯でもどお?」
A「どぅええええ、ご、ご飯ですか?!
えっ、むしろ私でいいんですか?」
坂田「当たり前やんか!俺はミィちゃんのこともっと知りたくて誘ってるんやから」
そういうとさっきよりもっと顔が赤くなった
俺色に染まっちゃった感じがして嬉しい
Youside
坂田さんにご飯誘われちゃった
どうしよううううう
坂田さんはダメかな?と目をうるうるさせてこちらを見つめてくる
待って、何その可愛い顔……それだけで白米行けるわ
A「ぜひ!私なんかで良ければ
私も坂田さんのこともっと知りたいです!」
リアコじゃないはずなのに坂田さんのことを知りたいと思う気持ち、胸がドキドキする
このドキドキは推しだから?それとも
坂田「じゃあ外で待っとるね」
そう言って出ていった坂田さん
坂田さんが出て言った瞬間へなへなとその場にしゃがみ込んだ
ポケットからスマホを取り出す
とりあえずツゥイッター見て落ち着かせよ
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作者名:るな | 作成日時:2021年12月30日 12時