推し6 ページ7
Youside
握手会が開始された
みんな可愛かったりかっこよかったりする子ばかりで
目を見て話せるのがすごく嬉しい
みんな可愛いって言ってくれたり応援してるって言ってくれるだけで元気が貰える
でもさすがに1時間ぶっとうしで握手するのは疲れるな
ずっと立ってるせいで足はパンパン
まるで棒みたい
残り数十人らしいので頑張る
A「はじめまして〜!!えっと、モブみやちゃんかな?今日は来てくれてありがとう!」
モブ「私の名前!!!
ありがとうございます!!!
えー、めっちゃ可愛い!!!」
なぜ名前がわかるかと言うと来てくれたみんなに胸元に自分の名前やあだ名ネット名などを書いたシールを貼ってもらっているからである!
名前を呼ぶとみんな喜んでくれるのでこの案を出して良かったと思う
ラスト1人にまで人が減った
最後はどんな人だろうな
結局さかわんこさん来てないし……
もしかしてラストがさかわんこさん?!
もしかしたらと希望を抱いて入口を見つめた
ガラリと人が入ってくる
深く被った帽子を外し私の方を見て微笑みかけてくる彼は胸元のネームシールにはさかわんこと書いてある
坂田「ミィちゃん!こうやって対面するのは初めてやね」
待って、推し!!!
推しが目の前に!!
私は驚きと興奮で腰が抜けた
坂田「えあっ、ちょっ、大丈夫?!
って近いあああぁぁぁ尊い…は??しんどいんだが」
めちゃくちゃ限界化してるけど
私も限界オタクになりそう…いや、なる寸前
何とかポーカーフェイスを貼り付けて立ち上がる
ダメだ推しの前で恥を晒さないようにしなきゃ
坂田「あ、やば、握手しとる
手ちっちゃぁ可愛いいい」
ひいいい推しに可愛いって言われてる
え?!どんな世界線ですか?!?!
A「えっと、坂田さん…ですよね?」
坂田「え?!もしかして俺のこと知っとるん?!」
A「知ってるも何も推しですもん!!」
坂田「え?!ミィちゃんに推されてるとか俺前世何したんやろ」
嬉しいなぁと頬を赤らめてハニカム坂田さん
尊いなぁ
sktside
俺がラストだったので周りのヤツらを見ずに済んだ
中に入ると同時に帽子を外した
坂田「ミィちゃん!こうやって対面するのは初めてやね」
そう微笑みかけるとミィちゃんは腰を抜かして座り込んでしまった
え?!大丈夫?!
てかびっくりした顔可愛すぎやろ
ミィちゃんの元へ近づくといい匂いがした
え?!待って近い近いって可愛いッッッ
尊さが爆発して死にそう
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作者名:るな | 作成日時:2021年12月30日 12時