推し10 ページ12
sktside
A「えっと、私の名前はAAです!
お好きなように呼んでください!」
キラキラと目を輝かせて言うミィちゃん
ホンマに可愛い尊い
坂田「ん、Aちゃんやね俺は坂田明
好きなように呼んでや」
A「坂田、明さん…じゃあ明さんって呼びますね!」
まだ敬語が抜けきれていないようで可愛い
ずっと小さな声で明さんって繰り返してる所がものすごく愛おしい
俺本当に生きてて良かった!!!
ばんざーい!ばんざーい!
ふうううううううう
なんて可愛いんだろう天使すぎる
A「明さん、あの、……明さん?」
坂田「ってあ、ごめん!もうちょいで着くで!」
再度Aちゃんの手を握り歩き出した
俺が選んだ店喜んでくれるかな
てか、勝手に決めて良かった?
うわあああ、ちゃんと聞けばよかった
今からでも聞く?遅くない?
坂田「あの、何か食べたいものとかあった」
A「え?」
坂田「ほら、俺が勝手にお店決めちゃったから」
youside
えぇ、食べたいものまで気づかってくれるとかイケメンかよ
神だろ
でも明さんが選んだところだきっといい所なのだろう
ぶっちゃけどこでもいいんだけど
A「明さんが選んだところですし、きっと美味しいところなんですよね?!どこでも大丈夫です!」
坂田「ほんま!良かったぁ」
ふぅー、とため息をつき安心した顔は本当に可愛くてかっこよかった
なんか一生分の運を使ってる気がする
すごい明さんの周りだけキラキラ輝いて見える
これってあれか?好きな人にはフィルターがかかって見えるってやつ
本当だったんだ……って、私リアコじゃないはず
明さんの顔を見る
目が合うとニコリと微笑み返してくれた
A「ッッッは」
ダメだドキドキする
なにこれ、なにこれこんなの知らない
繋いでいる手が熱を帯びて体があつい
もしかして私リアコになっちゃった?
ここ数分でリアコにさせるとは明さん強し
坂田「顔赤いけどどうしたん?」
A「えっ、あ、いえ、なんでも!」
坂田「あっ、もしかして俺のことリアコになっちゃった?」
いたずらっ子みたいに笑う明さん
図星をつかれ余計顔が赤くなるそれにつられて明さんまで赤くなった
坂田「えっ、まじで?」
私は何も言えずその場で黙ってしまった
推してくれてるって言ってたけど恋愛になると別だよね?
少し怖いけど顔を上にあげた
坂田「ちょっ、まってや今見やんといて」
顔が真っ赤な明さん
心配して損したかも
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作者名:るな | 作成日時:2021年12月30日 12時