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家に帰ってすぐ、
昨日のふっかさんが脳内にフラッシュバック。
声が聞きたくなった。
でもきっと、ふっかさんから電話なんて来ないだろうし。
携帯を机の上に置いて部屋をうろうろ。
今何してるんだろ。
電話したら迷惑かな。
寝てたりして。
あーでも無理。
耐えられないや。
「…電話しよ、」
独り言のように呟いてふっかさんに電話をかける。
この際、出てくれなくたっていい。
着信が残ればいいや。
『…………もしもし、』
「っ、でた…」
『なんか、用？』
「いや、」
『ん？』
「声聞きたいなぁって思って」
電話の向こうで、ふっかさんが笑ったのが分かった。
「なんかおかしいっすか？」
『ん？いや？ ううん全然……つーかめめは疲れないの？』
「んー…意外と大丈夫っすね」
『まじぃー？』
「うん笑」
『俺超疲れたんだけどぉ…』
「お疲れ様ですー」
『ふっ、めめもだけどな』
「そーっすよ笑」
電話の向こうで、はぁ、とふっかさんが一息つく。
『やっぱ若いんだな、めめは』
2回目。
その言葉に少しむっとする。
俺だって、大人だし。
そんなに子供っぽくもないはず。
「……変わんないっすよ」
明日会ったとき、少し大人っぽくしてみよう。
『ふはっ、そうかな』
ふっかさんみたいに余裕のある男になってやろう。
「そうっすよ」
.
「……ねぇふっかさん？」
『ん？』
「大好き」
『………どーも』
「明日俺の家だからね」
『…おう、』
「ゆっくり休んで」
『…めめの方こそ』
「ん、ありがとうございます」
『うん』
「ふっかさんは、好きって言ってくれないの？」
『……それは、』
「えー、俺のこと好きじゃないのー？」
まぁたしかに半分無理矢理だったかもしれないけどさ。
「まぁいーや」
『え？』
「一回目の好きはちゃんと面と向かって言って欲しい」
『……そーゆーとこ』
「え？」
『なんでもねぇ！』
「そ？」
＿＿＿＿また明日ね。
明日はちゃんと、
好きって言ってもらいますから。
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VVV - キュンキュンしました…！人物描写の解釈が大好きです！続きも楽しみに読ませて頂きます…！ (2021年7月7日 2時) (
レス) id: 0e28ea3007 (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - v:zさん» 読んでくださりありがとうございます！気づきましたか！そうなんです、番外編まで書いちゃってるんです笑 嬉しすぎる感想ありがとうございます！ kjfkですか…検討してみますがあまり期待せずに…、もし出たら「あの時の！」ぐらいに思ってくれたら嬉しいです^^ (2021年1月6日 14時) (レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
v:z - 最高です!!途中であれ?これこー時も好きなんじゃね?って気づきました!!そしたらまさかこーじsideまで見れるなんて!!泣いちゃいました!!私の勝手の我がままですが、ぜひkjfkの作品も作っていただきたいです!! (2021年1月5日 23時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
v:z - 最高です!!途中であれ?これこー時も好きなんじゃね?って気づきました!!そしたらまさかこーじsideまで見れるなんて!!泣いちゃいました!!私の勝手の我がままですが、ぜひkjfkの作品も作っていただきたいです!! (2021年1月5日 23時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - suuさん» 見つけて下さりありがとうございました！ 大好きだなんて嬉しすぎます…！ コメントありがとうございます^^ (2020年10月12日 17時) (レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來杏
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時：2020年5月30日 16時
