3 ページ2
紫耀side
友達「茉耶ちゃんの髪、ほんとサラサラだな〜。全然傷んでない」
紫耀「高級なシャンプー使ってるからね〜」
友達「さすが、紫耀の娘だな」
紫耀「ふふ、どういう意味だよ笑」
耳の辺までバッサリと切り、そこから長さを合わせていく。
友達の手つきは、もう慣れたものだ。
紫耀「1人で経営してるんだっけ？」
友達「そうそう。だから完全予約制なんだよね」
紫耀「そっか。普段、子供のカットもしてるの？」
友達「そうだね、基本女性が多いけど、たまに子供のカットもしてるよ。前は2歳の子のカットしたな」
紫耀「子供のカットって大変じゃない？子供、嫌がったりするでしょ？」
友達「めっちゃ嫌がるね。その子は、前髪だけ切って欲しいってリクエストだったからすぐ終わったけど、もうちょうどイヤイヤ期真っ只中って感じで、ずっとイヤイヤ言ってた笑 だから、親が必死で動画見せたりして気を紛らわそうとしてたよ笑」
紫耀「なるほどね笑」
友達「茉耶ちゃんは大人しいね。嫌がったりせず、ほんと偉い」
紫耀「5歳だからね。もっと小さい時に美容院連れてきたら、きっと嫌だーって泣いてた笑」
友達「不安だよな、知らない人に髪切られるって。怖いに決まってるもん」
紫耀「まぁね」
そして髪は整い、ドライヤーをして、完成。
友達「どう？ボブって感じになったけど」
紫耀「めっちゃ可愛いじゃん。茉耶、どう？」
茉耶「これ、すき！」
友達「好き？よかった。茉耶ちゃんがいい子だったから、早く終わったよ。偉いね」
そして椅子から降り、お会計。
紫耀「ほんとありがとう」
友達「ううん。あ、そうだ。茉耶ちゃん、この中から飴選んでいいよ」
レジから出てきて、飴が入ってる小さなカゴを茉耶に見せる。
茉耶「このいちごのあめがいい！」
友達「いいよ」
紫耀「茉耶、ありがとうは？」
茉耶「ありがとう！」
友達「どういたしまして。いい子にしてくれてありがとね」
茉耶「うん！」
紫耀「ほんとありがとな。またお世話になるかも」
友達「おう。いつでも来て」
茉耶「バイバイ！」
友達「バイバイ！」
茉耶は手を振り、2人でお店を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
このみ(プロフ) - 読んでくれてありがとうございます！とても楽しそうでしたね！仕事仕事で大変そうな紫耀くんだけど、家族との時間が癒しになって欲しいですよね！ (2022年10月30日 11時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました！岸家は楽しそうなハロウィンでしたね笑!紫耀くんはハードスケジュールにホント疲れてそうだけど、こんな癒しの時間があると気持ちの切り替えとか出来そうですよね! (2022年10月30日 10時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！めっちゃお菓子あげてそうですよね！笑 岸家に牛が大量発生しました！笑 紫耀くん、陽翔くんの質問に一つ一つちゃんと答えて、優しさが溢れてましたね！幸せそうな家族の時間ですよね！ (2022年10月30日 10時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました!岸くんいくらでもお菓子くれそうな勢いでしたね!（笑）牛さん大量発生で可愛かったです。紫耀くんパパはなんでなんでと聞かれても疲れてるはずなのに優しく相手してくれて優しいパパですね!家族の貴重な時間、幸せそうでした! (2022年10月30日 9時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！まさか過ぎですよね！笑 嫌だとか言わず、ママのために作ってあげる紫耀くん、もう優しさしかありませんね！ (2022年10月30日 5時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2022年10月21日 17時
