大怪我 ＊廉パパ ページ36
※前のお話の【ママvs叶愛ちゃん ＊廉パパ】の裏話です。
娘 叶愛(とあ)2歳
Aside
ある日の午前中。
廉は仕事に行き、家には叶愛と私だけ。
「叶愛〜。ママ、２階行って洗濯物干してくるけど、叶愛はどうする？」
叶愛「ここにいる！」
お絵描きしながら答えた。
「じゃあここにいてね。気をつけてね？」
叶愛「うん！」
洗濯物が入ったカゴを持って、2階へ上がった。
そしてベランダで洗濯物を干す。
もうすぐで洗濯物を干し終える時、1階から叶愛の泣き声が聞こえた。
叶愛「うわぁぁぁんっ！」
激しい泣き声で、変な胸騒ぎがして、中断して1階に降りる。
「叶愛〜？どうしたの···って、叶愛！」
リビングに入り、叶愛を見ると、叶愛の手から血がポタポタ流れていた。
叶愛「うわぁぁぁんっ！」
ティッシュを手に取り、叶愛に駆け寄る。
「どうしたの、この血」
叶愛の手を見ると、左手の人差し指から血が出てた。
ティッシュで止血をするが、なかなか止まらない。
叶愛「うわぁぁぁんっ！いたぁい！」
「痛いね」
何で指から血が出てるんだろうと辺りを見渡すと、テーブルの上にハサミが置いてあり、そのハサミに血が少しついてた。
ハサミ、勝手に使って指切っちゃったのかな···。
「止まんないね、血···」
ティッシュで押えてもどんどん出てくる血。
「ちょっと待ってね、パパに電話するから」
どうすればいいのか分からず、とりあえず廉に電話する。
休憩中なのか、廉は出てくれた。
廉『どうしたん？』
「廉！叶愛の指から血が出てて、止血しても止まんないの···」
廉『えっ、血！？めっちゃ出てるん？』
「うん···ねぇ、どうしよう···」
廉『とりあえず病院行った方がええかも。俺、まだ仕事やから、叶愛、連れて行けそう？』
「うん、すぐ病院行く！」
廉『おん、頼むな』
「うん」
電話を切った。
「叶愛、病院行こっか。待ってね、何か包帯あるかな···」
今は私が傷口をティッシュで押えてるけど、運転中は押さえられない。
何か包帯か何かあるかなと、救急箱を取り出し、包帯を探す。
「あ、あった」
包帯をみつけ、叶愛の指に巻き付け、テープでとめた。
そして、叶愛を抱っこして車に乗り、かかりつけの病院へ急いで向かった。
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このみ(プロフ) - 廉くんloveさん» 合間合間に他のメンバーのお話を書きながら、廉くんのお話も書きますね！ (2022年10月21日 17時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
廉くんlove - 作者さんの小説いつも楽しみにしてます!廉くんパパお願いします。 (2022年10月21日 16時) (レス) id: 25da82024a (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年10月21日 13時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - お話を読んでみたいです。 (2022年10月21日 12時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 禁止令が(要るものを買わずに無駄遣いした為)優太パパならくれるだろうと、パパの機嫌をとる双子ちゃん。ママから今度のテストで1科目でも80点以上取ればお小遣い制度戻してあげると言われ勉強嫌いな百花ちゃんも颯くんに勉強を教えてもらい連帯責任で頑張るみたいな (2022年10月21日 12時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年10月13日 21時
