キンプリはパパ 37 (ページ7)

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バイト＊廉パパページ7

娘 A 高校2年生

Aside

高校2年生になると、周りの同級生たちは、色々バイトを始める人が多くなった。

私の友達も最近バイトを始めて、バイトも楽しいし自分で稼いだお金で好きな物買えるから嬉しいと言ってた。

その話を聞いてると、私もバイトをしてみたいなって思って。

バイトしてみたいなーと言うと、友達が『カフェで働いてるんだけど、今人手不足で新しいバイト探してるみたいだから一緒に働いてみない？』と言ってくれた。

私もカフェでバイトは興味あるから働いてみたいから、ママとパパに相談してみることにした。

学校が終わって家に帰ると、ママだけいたから、まずママに相談。

「ねぇねぇ、ママ〜」

ママ「んー？どうしたの？」

「バイトしてみたいんだよね」

ママ「バイト？」

「うん。友達がカフェで働いててね、今、人手不足だから働いてみない？って誘ってくれたの。ずっとバイトしたかったから、やってみたいなって思ったの」

ママ「そっか。どうしても働きたいの？」

「うん。ねぇ、いい？」

ママ「やりたいんだったらやっていいよ。でもちゃんと、パパにも許可とるんだよ？」

「わかった！ありがとう！」

ママはOKしてくれた。

次はパパ。

夜に仕事から帰ってきたパパに、早速相談した。

でも····

廉「バイトなんてダメ」

「えぇー···」

バイトしていい？と聞くと、すぐダメって言われた。

廉「大体、どこで働きたいん？」

「カフェ」

廉「あ、ダメ」

「なんでよ！」

廉「A、食器とか落としそうやん。お皿割ったら大変やろ？」

「落とさないもん！」

廉「とにかくダメ。そのお友達に、『やっぱり無理』って断っとき」

そう言って、パパはお風呂に入りに行っちゃった。

パパには断られたけど、私はやっぱりどうしても働きたくて。

ママともう1回相談した結果、パパに内緒で働くことにした。