キンプリはパパ 37 (ページ39)

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岸side

そして、朝ごはん食べ終わったあとは保育園の準備。

岸「自分でお着替えできるの？」

百花「できる！」

自分でお着替えやりたい！と自信満々な百花だけど···

百花「んん···できない···」

ボタンを上手く留めれなくて手こずってる。

岸「やってあげよっか？」

百花「だめ！じぶんでやるの！」

どうしても自分でやりたいみたい。

「パパ〜、双子のお着替えできた〜？」

キッチンで双子の水筒を用意してるAが聞く。

岸「あー、颯は着替えれたけど百花はまだ。あと上着のボタン留めるだけなんだけど、上手く留めれないみたいでさ」

「えー、もう出ないと保育園間に合わないよ。もうパパ、着替えさせちゃって」

岸「うん。百花、パパがやろっか？」

百花「やぁだ！さわんないで！」

ボタンに触れようとしたら手を振り払われた。

しょうがなく、俺は見守る。

数分後···

百花「んん···できなぁい···」

やっと本人に諦めがついたようで、百花はキッチンにいるAの元へ。

百花「これむずかしい···」

「できなかった？じゃあやってあげるね」

Aは百花の前にしゃがみ、上着のボタンを留めた。

「はい、OK。もう保育園行くよ。パパに行ってきますって言っといで」

百花「いってきまーす！」

岸「おう、いってら！」

今日も双子は元気に保育園に行った。

fin

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読んでくれてありがとうございます！

2023年の最後の投稿は、岸家です✨

2023年もこの作品を読んで頂き、ほんとにありがとうございました！

2024年もよろしくお願いします！